「横領」や「動物虐待」は捏造、彼らが父親の人生を汚した——アラン・ドロンの“伴侶”だった日本女性、沈黙を破る

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Le Pointより
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ヒロミ・ロランさんがアラン・ドロンと引き離された経緯を告白

今年に入って起きた、アラン・ドロンの健康問題をめぐる3人の実子たちの争いについて、昨夏までドロンと同居していた日本女性のヒロミ・ロランさんが沈黙を破った。

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昨年75日(現地時間)、ドロンの3人の子ども(アントニー、アヌーシュカ、そしてアラン=ファビアン)は88歳の父親の“伴侶”、あるいは“付添人”だったと彼らが主張するヒロミ・ロランさんが「モラルハラスメント」と書簡の「横領」、「動物虐待」をしたと主張し、共同で告訴状を提出、彼女がドロンと暮らしていたフランスのロワレ県ドゥシーの邸宅から追い出した。

ロランさんはこれらの疑惑を繰り返し否定している。フランスの「パリジャン」紙で彼女は「彼らの父親の人生から私を追い出すために仕組まれたことでした。それが彼らの唯一の目的だったのです。私たちは愛し合っているので、彼らにとって唯一の解決策は私を陥れるための捏造することでした」。

66歳のロランさんは1970年代に日本からフランスへ留学し、その後映画業界に入り、助監督として働いていた1989年にドロンと知り合い、2000年代になってから交際が始まった。ドゥシーの邸宅では2006年から同居していたという。2021年には海外向けフランス語放送チャンネル「TV5 Monde」のインタビューでドロンは彼女について「私の日本人の伴侶」と語っていた。

フランスの週刊誌「ル・ポワン」では、ドロンと引き離された経緯を語っている。

ドロンはスイスで治療を受けていて、ロランさんは彼に付き添っていた。昨年630日にスイスから帰国した2人は、留守中に近くに住むアラン=ファビアンに預けた愛犬を引き取ろうとした。ロランさんによると、アラン=ファビアンは父親に「車がないので彼女に犬を引き取りに来て欲しいと頼んだ」という。

「私はジーンズとTシャツ姿ですぐに出かけました。70ユーロと携帯電話だけを持って。アランにキスして『またあとでね』と言いました。アラン=ファビアンの家に行くと、彼も愛犬もおらず、彼女が1人で帰宅すると、自宅前に憲兵隊の車があり、私服警備員風の男性2人とニュース専門のTV局「BFMTV」の車も停めてあった」。

家に入ろうとした彼女は警備員に体を触られ、パニックを起こした彼女は憲兵隊が呼んだ救急車で搬送され、それきりドロンとは再会できていない。

2月4日(現地時間)、フランスの「フィガロ」紙のインタビューでロランさんは「アヌーシュカとアラン=ファビアンは、私たちがカップルとして行動しているのを見ていました。私たちが同じベッドで寝ていたこと、私たちの関係がどういうものかを知っていました」と明かし、ドロンとの関係について「私たちは本当に愛し合うカップルでした」と語った。

またドロンに暴力を振るったとされたことについては、「私がなぜそのような非難をされたのか理解できません」と言い、「暴力に関しては、私は彼に何もしていないし、むしろ反対です。ただ、ある日彼に平手打ちをされたので、私も平手打ちを返して自衛したことはあります。アランにそんなことをしたのはその一度だけです」。

ドロン本人は虐待や暴力についての憲兵隊の聞き取りに対して、「私が叩くと、それに対して。彼女が私の神経を逆撫でした時に」と答えている。

「子どもたちがアランの人生から私を追い出したのです。アランは私と一緒にいて幸せでした。今、彼は死にかけています。私の願いは、以前の私たちの生活を再開することです」と言うロランさんは、現状について「彼らが父親の人生を汚し、彼の晩年を破壊したことが残念でなりません。アラン、子どもたち、そして私も一緒に幸せになれたはずなのに」と嘆く。

ロランさんはラジオ局「RTL」のインタビューにも応じ、着の身着のままでドロン邸を追い出された後、身の回りの品が完全に返却されなかったことも明かした。「彼らは返したいものだけを返却してきました。でも、私が本当に彼の伴侶だったことを証明するあらゆる書類やアランとの思い出、彼からの贈り物やちょっとした愛の言葉を記したメモなどは全て消えてしまいました」、「子どもたちは私の人生を破壊しました」。

ロランさんは昨年112119時に携帯電話でドロンの声を聞いた様子を語った。「彼の声は潰れていて、呼吸がうまくできないようでした。電話の声を聞いて、彼らが治療を止めたのだとわかりました。私の懸念はアヌーシュカと弁護士の発言によって裏付けられました。彼らは8月下旬に治療を止めたと明言しました。つまり4ヵ月間治療を受けておらず、検査は半年間受けていません。アランは生命の危機にさらされています」。

「私は、彼にできるだけ長生きしてもらうためにずっと世話をしてきました。(昨年)6月に彼は『ああ、僕はハンサムな百歳になるだろうな』と言っていました。私は『そうよ、アラン。あなたは世界で最も美しい百歳になるのよ』と。だから私は今、怒っています。子どもたちが故意にアランの生命を危険にさらしたからです。彼は4ヵ月間、生命維持に必要な治療を受けられなかった。緊急に入院させる必要があります。私が声を上げると決めたのはアランのため、アランを救うためです」。

そして震える声で「時間がないのです」と訴えた。

「誰かがアランをこのクリニックに強制的に連れて行ってくれることを願っています。今日でも明日でも明後日でもいい。でも、時間がないということをわかってください」。

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