内藤瑛亮監督作『氷血』、凍てつく本編映像がお披露目
“侵蝕感”ホラー映画『氷血』より、真っ白な雪原で繰り広げられる不穏な恐怖体験を捉えた本編映像が初公開された。北山宏光の目の前に現れる“白い怪異”とは——。
・北山宏光の表情が一変!『氷血』で見せる“優しい夫”と“狂気の男”の落差に戦慄
近年、『8番出口』(25年)、『近畿地方のある場所について』(25年)、『事故物件ゾク 恐い間取り』(25年)などヒット作が相次ぎ、かつてない活況を呈する日本ホラー界。その最前線に、新たな衝撃が殴り込みをかける。
幼い息子・晶を連れて、豪雪地帯にある夫の実家へ移住した稔(北山宏光)と悠希(加藤千尋)夫妻。穏やかな日常を願っていた2人だったが、認知症の父・茂は、なぜか悠希にだけ激しく怯え、亡き妻の名を叫ぶ。
ある朝、茂は異常な姿で怪死する。それを境に、家族は疑念と恐怖に苛まれ、やがて家の中には不気味な“白い女”が次々と現れ、日常を侵していく。稔は気が触れたかのように“白い女”の絵を描き続け、幼い晶の目には母の姿が次第に“別の何か”へと映り始める。そして家族は、一人、また一人と壊れていく。
雪の結晶に魅入られ理性を失った稔、侵食される悠希、そして危険にさらされる晶。これは呪いか、幻想か、それとも現実なのか。雪原が鮮血に染まるとき、未知の“白い恐怖”が姿を現し、残虐に暴走する——。
主演を務めるのは、7年ぶりの映画出演で本作がホラー映画初主演となる北山宏光。ヒロインには、新境地に挑む加藤千尋(セントチヒロ・チッチ)。認知症の父役を、圧倒的な存在感と怪演で描き出すのは佐野史郎だ。
監督は、『ミスミソウ』(19年)でJホラーに革新をもたらした内藤瑛亮。脚本は、第3回日本ホラー映画大賞を受賞した片桐絵梨子が担当する。さらに、撮影監督には『ドライブ・マイ・カー』(21年)の四宮秀俊が参加し、白の世界を静謐で耽美、そして残酷な映像体験へと昇華させる。

(C)2026映画 「氷血」 製作委員会
このたび解禁されたのは、呼吸が凍りつくような恐怖を予感させる本編映像。主人公・稔(北山)に“白い怪異”が侵蝕しようとする、その瞬間を捉えたシーンだ。
視界を遮るほど激しい吹雪の中、妻・悠希(加藤)と息子・晶(山谷)の名を叫びながら必死に捜し続ける稔。吹き荒れる風雪に声はかき消され、捜索は絶望的かと思われたその時、「助けて…稔さん…」という、今にも消え入りそうな悠希のかすかな声が雪原のどこかから聞こえてくる。
稔は声のする方へ、なりふり構わず雪をかき分けながら駆け出す。しかし次の瞬間、雪の中から青白く細い手が勢いよく飛び出した——。
身動きが取れなくなった稔を待ち受けるものとは何なのか。逃げ場のない白い世界を舞台に、凍てつく恐怖が迫る本作。その戦慄をぜひ劇場で体感してほしい。
『氷血』は2026年7月3日より全国公開。
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