ペナルティ・ワッキー、喉頭がん治療の過酷さ語る 芸人としての不安も吐露

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ワッキー
芸人としての今後に不安を洩らすワッキー/公式YouTubeより

お笑いコンビ「ペナルティ」の2人が2月21日、公式YouTubeチャンネルに、10ヵ月ぶりの再会を果たした直後のトーク動画を公開。ワッキーが、がん治療のつらさや芸人としての今後を語った。

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胃に穴開けて栄養剤注入…喉頭がん治療の過酷さ語る

ワッキーは2020年4月、ステージ1の中咽頭(ちゅういんとう)がんであることが発覚(所属事務所・吉本興業が同年6月公表)。以来、芸能活動を休止して治療を続けていた。21日公開の動画では、「【未公開】10カ月ぶり再会ドッキリ直後 久々に2人でトーク」と題して、ワッキーとヒデが語り合った。

ワッキー本人いわく、治療は放射線治療と抗がん剤治療を選択。動画内ではふっくらした顔つきだが「のどのがんって長い。のどが痛くて、夜もずっと眠れない。体調悪くなって痩せていく」と当時の状況を説明。のどから食事ができないため、胃に穴を開けて直接栄養剤を注入する「胃ろう」という方法をとって、治療生活を送っていたという。

ワッキーは頭髪問題にも言及。以前のように短髪に刈り込みたいと思っていたが、妻に伸ばすことをアドバイスされ、いざ伸ばしてみたら「禿げてるオジさん」になっていたと自虐。「抗がん剤で髪の毛が抜けるって有名なことじゃない。そこってあんまりイジれない。実はナチュラルにハゲているのに、そこをツッコんでもらえない」と芸人としての不安を漏らした。

さらにワッキーは、大声が出せない病室で生み出した小声ギャグシリーズなどを披露。「ギャグができるようになったのは嬉しい。(入院中に)コントやりたいと思った」と笑みをこぼしていた。