柄本明、松山ケンイチ演じる連続殺人犯の父親役に!「監督から手紙まで頂いたので、やるしかないと」
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松山ケンイチ、長澤まさみが初共演する『ロストケア』。鈴鹿央士や柄本明ら豪華俳優追加キャストのコメントを紹介する。
・献身的な介護士はなぜ連続殺人犯になったのか…? 松山ケンイチ&長澤まさみ出演『ロストケア』23年公開
鈴鹿央士、柄本明、坂井真紀ら豪華俳優陣参戦!
本作は、“心優しい青年”と慕われながらも42人もの人間を殺めた連続殺人犯とその事件を担当する検事が取り調べを通じて対峙し、なぜ彼が大量殺人を犯したのかという真相に迫る社会派エンタテインメント作品。
原作は葉真中顕の同名デビュー小説。第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、審査員であった綾辻行人に「掛け値なしの傑作である」と言わしめた名作を、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(18年)、『そして、バトンは渡された』(21年)の前田哲監督が映画化。『砂の器』、『ストロベリーナイト』(13年)、『四月は君の噓』(16年)など、ヒューマンドラマの名手・龍居由佳里が、監督と共同で脚本を書き上げた。
主人公の心優しい介護士・斯波宗典を演じたのは大河ドラマの主演をはじめ、数々の映画、ドラマの話題作に出演している演技派俳優、松山ケンイチ。また斯波と対峙する検事・大友秀美を演じたのは日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するなど、人気と実力を兼ね備えた俳優、長澤まさみ。本作で初共演を果たした2人の鬼気迫る対決は見る者を一気に本作の世界に引き込み、映画史に残る壮絶な舌戦バトルシーンとなった。
先日、本作の追加キャストとして発表されたのは、鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、峯村リエ、加藤菜津、やす(ずん)、岩谷健司、井上肇、綾戸智恵、梶原善、藤田弓子、柄本明といった豪華俳優陣。
若手実力派俳優・鈴鹿央士が演じるのは、長澤まさみが演じる検事をサポートする検察事務官役の椎名幸太。長澤まさみと共に、連続殺人犯を追い詰め、隠された事件の真相究明に奔走する役どころだ。
鈴鹿は「今まで、親や祖父母や曾祖母に介護が必要となる時がくることについて、きちんと考えたことがありませんでした。今回脚本を読んで自分の身に置き換えた時、沢山のことを考えさせられました。僕は数学が好きで、今回の役柄も数学的な知識を駆使して事件を解決に導く大事な役だったので、大切に演じようと思いました」と、本作へかけた意気込みなどを語った。
そして、1979年に映画デビューをして以来40年以上もの間、数多くの映像作品に出演し、日本の俳優界を常に先導してきた名優・柄本明が今回演じるのは、松山ケンイチ演じる連続殺人犯・斯波宗典の父、斯波正作だ。
周りからは心優しい青年として慕われていた男・斯波宗典が未曽有の連続殺人事件を起こした理由、そしてきっかけを、父は知っていたのか? 連続殺人犯の父という役柄を、圧巻の演技で魅せる。柄本は本作への参加について「前田監督から手紙まで頂いたので、やるしかないと思いました」と語っている。
今後解禁される新たな情報にも注目しつつ、本作の公開を楽しみにしたい。
『ロストケア』は2023年春に全国公開。
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