小惑星の名前にもなったロシアで最も有名な少女英雄ゾーヤ、過酷を極めたその運命とは!?

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ナチスとの激戦の中、恋人の戦死をきっかけに秘密破壊工作員となった少女

実在した少女パルチザンの過酷な運命を描いた戦争アクション『ロシアン・ソルジャー 戦場に消えた18歳の少女兵士』のDVDが4月14日にリリースされる。これに先立ち本作の予告編が解禁された。
1941年6月、ナチスがロシアに侵攻し、独ソ戦が開始された。18歳で学校を卒業したばかりのゾーヤは、戦死した恋人のためにも戦いに身を投じることを決意する。
その頃、スターリンはドイツ軍の進撃を妨害するため、占領された村々を焼き払う秘密指令を発令。ゾーヤは破壊工作部隊のパルチザンとなり、危険な任務に挑むため前線に向かう。ところが、ペトリシチェヴォ村での作戦中、ゾーヤは敵に囚われてしまう。ナチ将校の前に引き出された彼女を待ち受けていたのは、苛烈な尋問と拷問だった…。
本作の主人公であるゾーヤ・コスモデミヤンスカヤは、独ソ戦初期に活動したソビエト連邦の女性パルチザンだ。彼女は破壊工作活動中にドイツ軍に囚われるが、軍の機密はおろか自分の名前さえ語ることなく、1941年11月にナチスの手で絞首刑に処された。
1942年、当局はゾーヤに女性初のソ連邦英雄称号を授与し、大規模なプロパガンダを展開した。その結果、ゾーヤはソ連で最も有名な英雄女性として知られるようになり、その名前が多くの都市の通り、学校、小惑星にまで付けられて今も残っている。
予告編は1941年独ソ開戦の年から始まる。主人公ゾーヤはダンスパーティで恋人と踊り、この幸せが長く続くようにと祈るが、戦争が始まるとともにその希望が打ち砕かれる。恋人の戦死を知ったゾーヤは長かった髪を切り、破壊工作員として戦い身を投じる。だが、作戦遂行中にナチスに捕らわれてしまい…。
『ロシアン・ソルジャー 戦場に消えた18歳の少女兵士』は4月14日にDVDリリースされる。