町田啓太、“働く男”の苦悩と希望を体現──池井戸潤『かばん屋の相続』が描く4つの人生ドラマ
#かばん屋の相続#伊藤淳史#池井戸潤#町田啓太#菅生新樹#藤原丈一郎
倒産から不正まで、現代社会の縮図を映し出す群像劇
町田啓太、菅生新樹、伊藤淳史、藤原丈一郎の4人が主演を務める連続ドラマW 池井戸潤スペシャル『かばん屋の相続』(WOWOW)より、濃厚な人間ドラマを予感させる60秒のプロモーション映像が解禁された。倒産、借金、不正、争い…4人の働く男たちの苦悩と葛藤が描き出される。
・“完璧なイケメン”ぶりで『チェリまほ』を支える町田啓太の底知れぬ才能
民放地上波や劇場映画でも多くの作品が映像化され、まさに国民的作家といっても過言ではない池井戸潤。「空飛ぶタイヤ」「下町ロケット」「株価暴落」「アキラとあきら」「鉄の骨」「シャイロックの子供たち」など、連続ドラマWの歴史を幾度となく彩り、その都度、新たな感動を呼んできた(すべてWOWOWオンデマンドにて全話配信中)。そんな池井戸作品がWOWOWに帰ってくる。
本作は、2005年から2008年にかけて発表された池井戸潤の6つの短編のうち4篇(『かばん屋の相続』所収)を原作とする1話完結のオムニバスドラマ。いずれの物語も主人公は“働く男たち”であり、この社会で懸命に生きる人々が抱える“苦悩と葛藤”、そして“ささやかな希望”がリアルに描かれている。
また、第1話「十年目のクリスマス」は「シャイロックの子供たち」の前年、第3話「セールストーク」は「空飛ぶタイヤ」とほぼ同時期に書かれたものなど、これらの短編は池井戸潤の歴史の要所要所で生まれた作品であり、本作を通じて池井戸潤が作品世界をどのように広げてきたかをより深く理解できる。
さらに池井戸作品の魅力といえば、苦境に追い込まれた人たちが決してあきらめず、力を合わせ一発逆転する爽快なエンタメ性だが、この4篇では下町を舞台に、金融機関で働く男たちの濃厚な人間ドラマが展開され、いつもとはまた一味違った池井戸潤の世界を味わうことができる。もちろん、そこには池井戸作品ならではのハラハラするサスペンスも繰り広げられる。

主演を務めるのは町田啓太、菅生新樹、伊藤淳史、藤原丈一郎の4名。共演は、神室電機の社長・神室彦一役に上川隆也、土屋鉄商の女性社長・土屋年子役に黒木瞳、印刷会社の社長・小島守男役に石黒賢、謎の男役に石丸幹二。
その他にも、柳ゆり菜、半田周平、甲本雅裕、入江甚儀、池端杏慈、平山浩行、泉澤祐希、皆川猿時、正名僕蔵、武田航平、中尾明慶、青柳翔、岡本玲、芹澤興人など個性溢れるキャストが集結した。
第1話「十年目のクリスマス」では、東京第一銀行に勤める永島慎司(町田)が、会社が倒産し路頭に迷ったはずなのに、なぜか羽振りが良さそうな神室電機の社長・神室彦一(上川)を見かけたことから真相を調べようとする。
第2話「芥のごとく」では、新人の行員・山田一(菅生)が、初めて担当となった資金繰りに苦戦する土屋鉄商の女性社長・土屋年子(黒木)を支えようと奔走する。
第3話「セールストーク」では、京浜銀行から融資の見送りを告げられた印刷会社の社長・小島守男(石黒)が独力で五千万円もの融資を取り付けたことに疑念を抱いた融資課長・北村由紀彦(伊藤)が、その資金繰りの真相を調べる。
第4話「かばん屋の相続」では、松田かばんの社長・松田義文が急死し、遺言状には会社を支えてきた次男の均(中尾)ではなく、家業を嫌い行員となった長男の亮(青柳)に会社の全株を譲ると書かれていたことで、亮と対峙することになる湊信用金庫の職員・小倉太郎(藤原)が奮闘する。
このたび、濃厚な人間ドラマを予感させる60秒のプロモーション映像が解禁された。登場人物たちが苦悩し、葛藤し、怒りをあらわにする姿を切り取った、ミステリー要素も感じられる緊迫感あふれる映像で、本編への期待が高まる内容となっている。働き、生きる男たちが出会うさまざまな困難と悲哀。人生の岐路に立つ人々が選択と葛藤を重ねる中、明らかになる真実とは?
連続ドラマW 池井戸潤スペシャル『かばん屋の相続』は、WOWOWにて2025年12月27日・28日22時より放送・配信。
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