上白石萌音、ノ・サンヒョンの流暢な日本語に大喜び! 『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』プレミアにサプライズ登場

#キム・ゴウン#ノ・サンヒョン#上白石萌音#ラブ・イン・ザ・ビッグシティ

(C) 2024 PLUS M ENTERTAINMENT AND SHOWBOX CORP. ALL RIGHTS RESERVED.
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人気俳優キム・ゴウン、ノ・サンヒョンが出演し、韓国で数々の賞を受賞した話題の映画『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』。日本公開に先立ち、俳優2人とイ・オニ監督が来日し、都内劇場でプレミア上映会と舞台挨拶が行われた。そこで大きなサプライズが……。

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俳優陣&監督待望の来日に華を添えた上白石萌音

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会場は詰めかけた観客で満員。まず壇上に現れたのが、なんと歌手・俳優の上白石萌音だった。

「司会を務めさせていただきます、上白石萌音と申します」とスピーチをすると、会場からは驚きの声と大きな拍手が起こった。

「私は皆さまよりもひと足先に映画を拝見し、いたく感銘を受けた観客のひとりです。いろいろなご縁がつながり、本日司会というお役目をおおせつかりました」と司会を務めるに至った理由を笑顔で説明。

そんな上白石が韓国語で「ようこそ日本にお越しくださいました!」と声を発すると、ステージにキム・ゴウン、ノ・サンヒョン、イ・オニ監督が現れた。

映画『破墓/パミョ』(24年)、ドラマ『トッケビ〜君がくれた愛しい日々~』(16~17年)などで日本のファンにも大人気のゴウンは「去年に続いて今年も私が出演した作品を紹介することができて光栄です。この時間を皆さんと楽しみたいです」と手を振りながら挨拶。

Apple TV+のドラマ『Pachinko パチンコ』(23年)以降、注目を集めるサンヒョンは、おもむろに取り出したスマホのメモに目を落としながら「こんばんは。フンス役のノ・サンヒョンです。お会いできてうれしいです」と流暢な日本語でスピーチ。上白石も「日本語でありがとうございます!」と大喜び。

オニ監督は「大勢の皆さんに映画を見ていただけることになり、緊張していますし、ワクワクもしています。素晴らしく美しい俳優たちをじっくりと鑑賞してくださいね」と呼びかけた。

上白石から、本作出演の経緯を聞かれたゴウンは「台本をもらって読んでみたら、あっと言う間に読み終わりました。こんなに面白い作品こそ早く作られるべきだという気持ちが強かったです」と述べた。

サンヒョンは「面白いシナリオだったし、読んだ段階でゴウンさん、オニ監督が一緒に作ると聞いていたので、そんなおふたりとお仕事ができるというのも出演の決め手でした」と回想した。

本作は、他人の目を気にせず自由奔放に生きるジェヒ(キム・ゴウン)と、ゲイであることを隠し孤独に生きるフンス(ノ・サンヒョン)という正反対の若いふたりが同居したことで、「自分らしい生き方」を見つけるという物語。

作品にちなんで上白石から「どんな20代を過ごされましたか?」と聞かれたゴウンは「大学時代は模範的な学生として頑張っていました。私は本作で演じたジェヒほど遊ばなかったのでそれが残念でした。本作ではたくさんのクラブシーンがあるので、そこではワイワイと騒いで遊びまくりました」と笑顔。

サンヒョンは「大学に行ったり、モデルの仕事や演技の仕事もして、軍隊にも行ったり、多様な経験をして紆余曲折ある人生を過ごしていました。アメリカにも長い間住んでいたこともあり、自分のアイデンティティについて混乱を抱えていました。でもその経験のお陰で今回演じたフンスの混乱ぶりも理解できた気がします」と返答。

これを受けて上白石は「本作にはおふたりのお芝居を超えたリアルな感情が映っていたような気がしました」と納得していた。

一方、オニ監督は「私の20代は失敗を恐れながら過ごしていたので、本作を通じて当時心残りだった20代をもう一度取り戻そうとするような意欲を含めて映画を作りました」と本作に込めた想いを明かした。

オニ監督は「皆さんにこの映画をどのように見ていただけるのか非常に楽しみ!」と日本の観客に呼びかけ、サンヒョンはスマホのメモを見ながら「今日はお越しいただきありがとうございます。映画を楽しんでください。そして心が温かくなる1日になったらうれしいです」と日本語でPR。

上白石も「ありがとうございます! 美しい日本語です」と感嘆した。

最後にゴウンは「こうして皆さんにお会いできて心からいうれしく思います。皆さんがこの映画をどんなふうに見てくださるのか今からワクワクして期待しています。肩の力を抜いて気楽な気持ちで楽しんでいただけたらうれしいです」と笑顔で語った。

『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』は2025年6月13日より全国公開。