端切れを活用したPORTERバッグやアートが目白押し! サステナビリティ掲げ新宿伊勢丹で開催

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「Re:marche」三越伊勢丹 アルフレックス
「Re:marche」三越伊勢丹 アルフレックス
「Re:marche」三越伊勢丹 アルフレックス
「Re:marche」三越伊勢丹 アルフレックス
「Re:marche」三越伊勢丹 アルフレックス
「Re:marche」三越伊勢丹 アルフレックス
「Re:marche」三越伊勢丹 アルフレックス
「Re:marche」三越伊勢丹 アルフレックス
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「Re:marche」三越伊勢丹 アルフレックス
「Re:marche」三越伊勢丹 アルフレックス
「Re:marche」三越伊勢丹 アルフレックス
「Re:marche」三越伊勢丹 アルフレックス
「Re:marche」三越伊勢丹 アルフレックス
「Re:marche」三越伊勢丹 アルフレックス

家具ブランド・アルフレックスと三越伊勢丹の共同企画

世界的に持続可能な社会を目指すサスティナビリティの推進が叫ばれる中、上質なインテリアを扱う業界でも意識を共有するブランド同士のコラボレーションが活発になっている。今回ご紹介するのは、家具の製造過程でどうしても余ってしまう端材や端切れを活用し、魅力的なアイテムへと変貌させるポップアップでの出展「Re:marche」(リ:マルシェ)だ。

新宿伊勢丹メンズ館1階プロモーションスペースで開催中のキュレーション型ポップアップ「Re:marche」は、家具ブランドのアルフレックスジャパンが三越伊勢丹と共に企画で、バッグブランドのPORTERと2組のアーティスト谷敷謙、Kota Kawaiを含めた4者の思いがひとつになった3つのコラボレーションアイテムを生み出した。

その根底には、想像力を働かせ、真摯に考えることから始めるという意味を込めた三越伊勢丹の掲げる合い言葉「think good」への共感があったという。

「Re:marche」コラボレーション1 PORTER×arflex

このポップアップで先行発売されるのが、家具とカバンの融合を目指した異素材のミックス感を楽しめるPORTERとのコラボレーションプロダクトだ。

「Re:marche」三越伊勢丹 アルフレックス

ひとつのカバンの生地すべてをアルフレックスの生地で仕上げるのではなく、PORTERならではの生地と掛け合わせることで、両社の「らしさ」を最大限表現。普段PORTERで使用されるカバンの生地に比べ、アルフレックスの家具に使用される生地は厚みと耐久性を備える一方、ざっくりと織り上げられ独特の風合いも持ち合わせる。こうした生地の魅力を活かしながら軽さにも配慮、さらにはPORTERの職人たちの技術も感じられる逸品となっている(三越伊勢丹オンラインサイトでも販売中、https://www.mistore.jp/shopping/productlist?fcd=0400614)

「Re:marche」コラボレーション2 谷敷謙×arflex

雛人形に使われる伝統的な技法「木目込み」を使った作品で知られる美術家・谷敷謙とのコラボは、今年発売50周年を迎えたアルフレックスの定番ソファMARENCOをテーマにしたアート作品。

「Re:marche」三越伊勢丹 アルフレックス

アルフレックスが掲げる「家具は住み手の個性を引き立たせるための脇役であり、居心地のよい空間づくりに欠かせない“生活の道具”である」とのコンセプトを尊重しつつ、谷敷が独自の解釈を加えて生み出したのは、“人物”をテーマにした温かみを湛えた作品である。

「Re:marche」コラボレーション3 Kota Kawai×arflex

服飾を学んだ後、ヴィンテージカスタムの経験を経て、発展や消費といった現代的背景や既存の資源を再解釈した“再生された世界”の表現者となったKota Kawai。彼がこの「think good」企画に触れて立ち上げたのも、「Revive arflex」(リバイブ・アルフレックス)と名付けた再生プロジェクトだった。

「Re:marche」三越伊勢丹 アルフレックス

アルフレックスの家具を製造する際に生じた端材や端切れ、倉庫で眠っていたチェア。それを廃棄するのではなく、環境に配慮して人々は休むべきであること、さらには地球と人間の共存を考える重要性を訴えるためのアート作品として、再生させた。

ECO PROJECTに従来から取り組むアルフレックスジャパン

アルフレックスは、1969年にイタリアから日本に渡ってきた当時から、国内で家具を製造している。家具に用いる生地や革は、毎シーズンイタリアを中心に国内外で買い付け、厳しい検査を通過した製品にマッチするものを厳選して使用する。

もっとも、こうした生地や革から型取りするにあたっては、コンピューター制御で可能な限り無駄が出ないよう工夫しているが、一定程度の端切れが生じるのは避けられない。

そこでアルフレックスでは、2013年から端切れを有効活用し、日常品の制作やチャリティーイベントへの出品、ワークショップなどでの限定販売のほか、ノベルティやギフトに用いてきた。

「Re:marche」三越伊勢丹 アルフレックス

今回の取り組みもこの一環として、高く評価されるべきものである。

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ポップアップイベント「Re:marche」は、10月5日まで、伊勢丹新宿店メンズ館1Fプロモーションスペースで開催中だ。(文:fy7d)

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