令和ロマン・くるま監督、オダギリジョーとの即興撮影の舞台裏語る 『BREAK SHOT』公開へ

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『BREAK SHOT』
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高良健吾&森川葵ら出演、反響を受けて劇場公開と新場面写真解禁

お笑いコンビ・令和ロマンの高比良くるまが監督・脚本を手がけた短編映画『BREAK SHOT』が、6月8日に開催された「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2026」で特別上映された。上映後には高比良監督のほか、主演の児玉智洋、前田旺志郎、高橋侃、遠藤雄斗が登壇し、トークイベントが行われた。

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本作は、深夜の高速道路で発生した渋滞を舞台に、ドライブレコーダーだけが捉えた出来事を全編ドライブレコーダー視点で描くブラックコメディ。主演に児玉智洋(サルゴリラ)、共演にオダギリジョー、高良健吾、森川葵、前田旺志郎ら豪華キャストを迎えた話題作だ。

映画を見終えたばかりの観客の前に、くるま監督、児玉智洋、前田旺志郎、高橋侃、遠藤雄斗が登壇すると、大きな拍手が沸き起こった。

司会者から「皆さん、ご覧になっていかがでしたか?」と聞かれた児玉は、「ちゃんと映画ですね」と、ややふざけたコメントで会場の笑いを誘った。

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コメディの現場で活躍してきたくるま監督、元お笑い芸人である児玉、そして元お笑いコンビ「まえだまえだ」として活動していた前田による掛け合いは、まるでコントのような空気に。司会者から「今日は短編映画祭の舞台挨拶ですからね!(笑)」とツッコミが入る場面もあり、会場は終始和やかなムードに包まれた。

ようやく映画の話題に移ると、前田が観客に向かって「皆さんどうでした?」と問いかけ、大きな拍手が沸き起こった。「これをやってみたかったんですよね(笑)」と満足げな表情を見せながら、トークは本編についての話へと進んでいった。

本作で主演を務めるのは児玉。司会者から改めて「主演は児玉さんなんですよね?」と確認されると、児玉は客席に向かって「あれ、主演だった!?(笑)」と投げかけ、会場は爆笑に包まれた。

くるま監督は「児玉さんをちょっとおちょくりたいから、児玉さん界隈が盛り上がったらいいなと思って主演にした」と冗談交じりに語りつつも、児玉への信頼がうかがえるキャスティングの裏話を明かした。

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また、くるま監督、児玉、前田と、芸人と俳優の両方を経験している3人ならではの視点から、「お笑い」と「映画」の違いについてもトークが展開された。児玉は「リハーサルや稽古が少ないことに驚いた」と振り返り、「芸人は何度も練習を重ねるけれど、映画はその場の一発勝負。その瞬発力が新鮮だった」と語った。

元お笑いコンビ「まえだまえだ」として活動していた前田は、「逆にまたお笑いをやることはあるの?」という質問に対し、「それはきっとなくて、まえだまえだは兄弟なので解散もなく…無期限の活動休止中、ですかね(笑)」と回答。その言葉に登壇者全員が「かっこいい…」と反応し、会場からも笑いが起こった。

漫才やコントは稽古を重ねる舞台的な表現である一方、映画はその場で生まれる偶発性も魅力であり、テレビやバラエティにも近い側面がある——。そんな話題から、オダギリジョーとの撮影エピソードへと話が及んだ。

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本作は台本をベースにしながらも、即興性の高い撮影が行われたという。撮影中、オダギリから「前でカンペを出してみて」と提案があり、くるま監督がオダギリの目の前でカンペを出しながら撮影を進行。オダギリの自由な演技に対し、くるま監督が即興で次のセリフを考えながら、声のみで出演する神保悟志を含めた三者でシーンを作り上げていった。

その際、オダギリが思わず笑ってしまう瞬間もあったが、後に編集で見返してみると、極限状態に置かれた人物の不思議な表情にも見えたことから、そのまま本編に採用したという。ぜひ本編で確かめてほしいシーンのひとつだ。

遠藤は、くるま監督による現場での演出について、「見本の演技のレベルが高すぎて、それを超えなきゃいけないと思った。M-1チャンピオンと戦っている気分でした」とコメント。その演出の背景には、『チルド』(26年)の岩崎裕介監督の手法を参考にしていたことも明かされた。

イベント終盤、司会者から「今後のくるま監督に期待することは?」と聞かれた児玉は、「その質問、聞いてませんでした…」と困惑。さらに遠藤も「…あれ、質問なんでしたっけ?」と続き、会場は再び大きな笑いに包まれた。

終盤には今後のくるま監督についての話題となり、高橋は「くるまさんの恋愛映画も見てみたい」と期待を寄せた。児玉は「もう主演をやることはないだろうから、僕は一生君(くるま)を手放さない」と熱いメッセージを送る場面もあった。

最後にくるま監督は、「第一歩となったこの作品に参加してくれたメンバーのことは、一生忘れません」と感謝を語った。会場は大きな拍手に包まれ、終始笑いの絶えないトークイベントは幕を閉じた。

自身のクリエイティブレーベル「KURUMADE」を立ち上げるなど、新たな挑戦を続ける高比良くるま。映画監督として踏み出した第一歩に、今後ますます大きな期待が寄せられる。

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そして今回、各所で大きな反響を呼んでいる『BREAK SHOT』の劇場上映が決定した。7月31日より渋谷シネクイント、8月14日よりアップリンク吉祥寺、アップリンク京都ほか全国4大都市で順次公開される。

さらに、18分の本編上映に加え、高比良くるま監督の初監督作品誕生の舞台裏に密着したメイキングドキュメンタリー『KURUMA : The Road to BREAK SHOT』の併映も決定。渋谷シネクイント限定で上映される。上映スケジュールなどの詳細は、各劇場の公式サイトで順次発表予定だ。

あわせて、新たな場面写真も解禁。高良健吾と森川葵が演じるカップルが乗る車内や、どこか危険な空気を漂わせるYouTuberグループの車内など、本作ならではのシチュエーションが切り取られている。プライベートな空間である車内をドライブレコーダー視点のみで描く本作。そこからどのような会話劇とドラマが展開していくのか、劇場公開への期待が高まる。

『BREAK SHOT』は2026年7月31日より全国順次公開。