深川麻衣、若葉竜也らが京都の「本音と建て前」の文化にタジタジ…。『ぶぶ漬けどうどす』東京上映会が開催!
#ぶぶ漬けどうどす#冨永昌敬#大友律#室井滋#小野寺ずる#松尾貴史#深川麻衣#若葉竜也
〈京都人〉と、東京から来た〈ヨソさん〉である主人公との攻防を描く
“京都愛”が強すぎる主人公が京都を舞台に大騒動を巻き起こす映画『ぶぶ漬けどうどす』。この東京プレミア上映会が5月22日に都内映画館で行われ、主演の深川麻衣、共演の小野寺ずる、大友律、若葉竜也、松尾貴史、室井滋、そして冨永昌敬監督が登壇した。
・京女の仁義なき戦い勃発!? 東京からやってきたヨソさんに老舗の女将さんがブチ切れ
深川麻衣
(C)2025「ぶぶ漬けどうどす」製作委員会
主人公・澁澤まどか役の深川は、艶やかな和装で登壇し、「今日はありがとうございます」とニッコリ挨拶。「京都に対するまどかの知識がほぼ私と同じくらいで、街中の塀にある小さな鳥居の意味など観光していただけでは知らないものばかり。試写に来てくださった方の声を聞くとそういうところで笑いどころが分かれていたりしているそうです」と述べた。
室井滋
まどかの義理の母・澁澤環役の室井も和装で登壇し、京都での撮影について「京都といえば時代劇、それに現代劇だと大体殺人が起こるものに出てきましたが、今回のように殺人が起こらない人間の葛藤を描いた作品でオール京都ロケは初めてかもしれません」と明かしながら「大きな事件や殺人が起こらない分、もっと怖い事が起こっているかもしれません。京都の方がご覧になったらどう思われるかドキドキしますが、私は京都が大好きです!」と呼び掛けていた。
大友律
まどかの夫の澁澤真理央役の大友律は「方言が難しかった。しかも東京在住の京都人という設定なので、相手によっては標準語になるので京言葉から標準語に直すのが大変でした」と苦笑い。
若葉竜也
まどかのファンと名乗る大学教授・中村航役の若葉竜也は、自身が演じた一風変わったキャラクターについて「冨永監督から『話すときに語尾に“ですよ”を付けたらどうか?』と言われたことで監督の思い描く方向性でキャラクターをキャッチできたと思います」と回想した。
冨永監督は3週間の京都ロケに触れて「街中で撮影したシーンがあまりないのは、外側の人間から見た京都っぽいものは本作にはいらないと思ったからです。見て欲しいのは家の中。地元の人たちが普段見ているような環境を撮っていきました」と狙いを述べた。
古都・京都の奥深さを前に、出演者が疑心暗鬼に…
この日のMCを務めたのは、まどかの義父・澁澤達雄役の松尾貴史。京都理解度を測る「ぶぶ漬け式京都検定」では松尾がうんちくを交えながらクイズを出題した。
写真左から松尾貴史、大友律
「“そんな、かなんわ~”の意味は?」との出題に室井は「嫌味を言っている!」と自信満々に解答するも、正解は「本当に困った」。室井は「え~!ウソオー!」とビックリしていた。本音と建前が交差する京都の文化について深川は「勉強になります!」と言い、室井は「今まで京都の人に褒められたこともあったけれど、この映画に出てからは“褒められていなかったのかな…。逆の事を思っていたのかな?”と悩みました」と苦笑い。
若葉は「京都太秦のスタッフさんは怖いという噂を聞いていたけれど、全然怖くなかったのが意外。でもそれも僕が気づいていないだけなのかな…」と疑心暗鬼になっていた。
最後に主演の深川は「京都を舞台にした作品ですが、偏見を切り口に展開するお話であり、偏見に気づける映画になっています。楽しんで鑑賞してください」とアピール。冨永監督は「京都を何度も取材して作り上げた作品ですが、取材をしていくうちに、僕たち自身が持っている京都文化に対する偏見に気づきました。コメディとして作った意識でいますが、先週行った京都の上映会では“怖い!”という声もありました。東京でご覧いただくのは今日が初めてです。皆さんの反応を楽しみにしています」と呼び掛けていた。
『ぶぶ漬けどうどす』は2025年6月6日より全国公開。
PICKUP
MOVIE
INTERVIEW
PRESENT
-
【キャスト登壇】『キャンドルスティック』ジャパンプレミアに10組20名様をご招待!
応募締め切り: 2025.06.09 -
『秋が来るとき』特別一般試写会に10組20名様をご招待!
応募終了: 2025.05.22