DAIGOがオメガバース作品の感想ツイート! 実姉・影木栄貴新刊に「表現を突き詰めた漫画」

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影木栄貴
DAIGOのTwitterより

ミュージシャンDAIGOの実姉でBL漫画家である影木栄貴(えいきえいき)の新刊が発売された。新書館から発売される影木栄貴・蔵王大志原作のBLコミック「恋する絶滅遺伝子Ω」だ。

影木栄貴原作、胸キュンの王道人気BLが実写映画化!

影木栄貴は四半世紀ほどのキャリアを持つベテラン漫画家で、BL作品をメインに活躍している。初期の頃には高校生同士などの古典的な作品を発表しており、代表作の「LOVE STAGE」はこれも昔からBLで人気ジャンルの芸能人もの。アニメシリーズ化もされている人気作で、実写映画化が公開待機中だ。

作中にはDAIGOをモデルに描いたと思われる人気ロックバンドのヴォーカルというキャラクターが登場し、DAIGOはアニメシリーズでは声を担当、実写化映画ではなんと役に扮している。とてもオープンで家族愛あふれる姉弟なのだろう。

今回の単行本「恋する絶滅遺伝子Ω」の発売についても、DAIGOは自身のTwitterで宣伝ツイート!「読みましたがまあ影木栄貴は24年ずっとこうだなというBでLな内容ですが、そこにしっかりと内容があり、表現を突き詰めた漫画でした オメガバースとは何か! 知りたい方は是非! 注 見る方の自己責任です」と、ちゃんと漫画を読み込んだ感想も添えてコメントしている。

この“オメガバース”とは、最近は男女恋愛ものの作品でも出てきたが、主にBL作品で描かれるファンタジーのジャンルだ。海外発祥で、男性も妊娠する世界観という特殊な設定のもの。最近ではほのぼの系もあるが、人間に発情期があったりとセクシーな描写を重視した過激な作品が多い。

男性が妊娠するという、BLとしてはある意味で台無しと言える設定であったり、独特の細かい決まりごとの設定がハードルを高くしていたりして、以前はBL好きの中でもあまり人気は高くなく、描く作家も少ないマイナーなジャンルだった。

ところが昨今は徐々に読む人が増えて人気が高まり、今まで描かなかった作家も手を出すように。さらに最近は人気作家や大御所作家でも描く人が増えてきた。今回、ベテラン作家である影木栄貴も初めてのオメガバース作品に挑戦したのが「恋する絶滅遺伝子Ω」だ。

それがどんな内容なのかは是非自分の目で確かめてみてほしい。もちろん、DAIGOがコメントしているように、見る方の自己責任でお願いしたいが。(文:矢野絢子/ライター)

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