ハリウッドスター、ギャラの男女格差は縮小傾向に。出演料第2位に輝いたのはあの女優!

『ゼロ・グラビティ』で2000万ドルのギャラを手にしたサンドラ・ブロック
『ゼロ・グラビティ』で2000万ドルのギャラを手にしたサンドラ・ブロック

アメリカの「ハリウッド・リポーター」誌が、ハリウッドで最もギャラが高い俳優のリストを発表、レオナルド・ディカプリオが2500万ドルでトップに輝いた。

オスカー候補ジョナ・ヒル、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』ギャラは組合最少額

昨年の主演作『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』で惜しくもオスカー受賞は逃したものの、高額ギャラを得たレオだが、この数字にはプロデューサーとしての報酬も含まれているという。

彼に続くのが、『ゼロ・グラビティ』で2000万ドルを得たサンドラ・ブロック。女優で最も稼いだサンドラは同作の興行収入の15パーセントを歩合で受け取る契約を結び、少なくとも7000万ドルを稼いだと言われている。同じく1本につき2000万ドルを稼ぐのはマット・デイモン、デンゼル・ワシントン、ロバート・ダウニー Jr。

続いて『アメリカン・スナイパー』で3年連続オスカー候補という目覚ましい活躍を見せたブラッドリー・クーパー。映画1本につき、ギャラは1500万〜2000万ドルと見られる。昨年、主演作『マレフィセント』が世界的にヒットしたアンジェリーナ・ジョリーのギャラも同程度の額だという。

一方、『ワイルド・スピード』がまもなく公開になるドウェイン・ジョンソンは、昨年の主演作『ヘラクレス』は興行的にふるわなかったものの、1200万ドルのギャラを得ていて、今後は1500万ドル程度までアップすると見られている。

女優では、ジェニファー・ローレンスが大作出演時には1000万〜1500万ドルを稼ぐが、彼女は独立系の作品に出ることも多く、その場合はずっと控えめな額を受け取ることに甘んじているようだ。メリッサ・マッカーシーのギャラも1000万ドル辺りだとか。

今年のアカデミー賞授賞式で、助演女優賞に輝いたパトリシア・アークエットが受賞スピーチで男女間の賃金格差にふれて話題を呼んだが、ハリウッドにも少しずつ変化の兆しが現れているようだ。

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