松村北斗が背負う“容疑者の息子”という宿命 『白鳥とコウモリ』で交錯するそれぞれの正義
今田美桜、柄本佑ら実力派キャストが交錯する人間ドラマの一端が明らかに
松村北斗と今田美桜がW主演を務め、シリーズ累計発行部数160万部を突破した東野圭吾の代表作を映画化した『白鳥とコウモリ』より、重厚なドラマを予感させる場面写真が一挙解禁。容疑者の息子と被害者の娘、そして事件を追う刑事たちが織りなす緊迫の人間模様が描き出される。
・松村北斗と今田美桜がW主演を務める映画『白鳥とコウモリ』の場面写真を見る
・松村北斗×今田美桜『白鳥とコウモリ』 大森元貴が主題歌「灰色」を書き下ろし

原作は、総制作部数1億部以上、ミステリー界の巨匠・東野圭吾による同名小説。「白夜行」「手紙」の系譜を継ぐ物語が、作家生活40周年にして実写映画化される。
W主演を務めるのは、第49回日本アカデミー賞で優秀主演男優賞、優秀助演男優賞、話題賞(俳優部門)の3冠に輝いた松村北斗(SixTONES)と、NHK連続テレビ小説『あんぱん』でヒロインを演じ、朝ドラ後初の映画主演となる今田美桜。今をときめく2人が、事件の真相を追う容疑者の息子と被害者の娘を演じる。
さらに、2人の父親役には三浦友和と中村芝翫が出演。柄本佑、前原滉、井川遥、吉田羊、風吹ジュンら実力派キャストが集結し、重厚な人間ドラマを織り成す。
監督を務めるのは、『あゝ、荒野』(17年)や『正欲』(23年)など、これまで社会的に孤立した人々の生き様に鋭く切り込んできた岸善幸。脚本には、『ある男』(22年)や『愚か者の身分』(25年)といった作品を手掛け、日本アカデミー賞最優秀脚本賞の受賞経験を持つ向井康介が加わる。
また、主題歌はMrs. GREEN APPLEのフロントマンであり、俳優としても活躍する大森元貴が本作のために書き下ろした新曲「灰色」に決定。物語に寄り添いながら登場人物たちの心の奥底を繊細に映し出し、重厚なメロディーが作品世界をより深く、力強く彩る。

今回解禁された9点の場面写真には、登場人物たちの揺れ動く感情や、物語の核心へと迫る印象的なシーンが収められている。
父の事件をきっかけに日常を失った倉木和真(松村)が、事件について記者から執拗に追及される緊迫の場面をはじめ、真実を追い求める強い意志を宿した白石美令(今田)の凛とした姿が公開。さらに、地下鉄ホームで向き合う容疑者の息子・和真と被害者の娘・美令という、運命に翻弄された2人の姿も切り取られ、事件の真相へとつながる重要な局面を予感させる。
また、事件の裏に潜む違和感を察知し、真相を追う警視庁捜査一課の刑事・五代努(柄本)が新たな手がかりを得て厳しい表情で資料に目を通す姿や、行動を共にする所轄刑事・中町(前原)、そして五代が和真の部屋を訪れ、重苦しい空気の中で対峙する緊迫の場面も公開された。一方、美令が事件への疑念を五代に訴えかける姿も映し出される。
さらに、刑務官に挟まれ静かに廊下を歩く容疑者・倉木達郎(三浦)は、言葉を発さずとも複雑な胸中を感じさせる圧倒的な存在感を放つ。達郎をよく知る小料理屋「あすなろ」の店主・浅羽洋子(風吹)と娘・織恵(井川)の意味深な表情や、夫を突然奪われた悲しみを抱えながら娘を気遣う被害者の妻・白石綾子(吉田)の姿も収められ、日本映画界を代表する実力派俳優陣が織りなす濃密な人間ドラマの一端を映し出している。
単なる犯人探しにとどまらず、「罪と罰」という普遍的なテーマに深く切り込む本作。社会の片隅で生きる人々を描き続けてきた岸善幸監督が、それぞれの立場や正義が複雑に交錯する濃密な人間ドラマへと昇華させた。彼らがたどり着く真実とは何なのか——。
『白鳥とコウモリ』は2026年9月4日より全国公開。
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