『私ときどきレッサーパンダ』友情のリアルさのルーツは監督の学生時代

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私ときどきレッサーパンダ
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私ときどきレッサーパンダ
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私ときどきレッサーパンダ

ディズニー&ピクサーの最新作『私ときどきレッサーパンダ』より、ドミー・シー監督が本作キャラクターなどについて語ったコメントが到着。あわせて本作のラフ画像が新たに解禁された。

・『私ときどきレッサーパンダ』新たに解禁された本作のラフ画像など他3点はこちら!

ドミー・シー監督、『私ときどきレッサーパンダ』は“誰もが身近に感じられる友情”を意識

本作は、ピクサーの短編アニメーション『Bao』(18年)で第91回アカデミー賞短編アニメーション賞をアジア系女性として初受賞したドミー監督が手がけるハートフル・ストーリー。レッサーパンダに变化してしまう少女メイが、さまざまな人々との交流を通じて自分を見つける様を描く。

本作でメイが“本当の自分らしさ”を見つける成長の中で欠かせない存在となるのが、大親友のミリアム、プリヤ、アビー。ドミー監督は「私たちは、メイと3人の友達を、自分たちの子供時代と同じようにリアルに描こうとしました。バカバカしく、時にはお下劣で、でも根っこのところで愛し合っていて、お互いを支えている友達です」と、メイの友達を描く過程で、“誰もが身近に感じることのできるような友情”を意識して手がけたことを告白。

そんな友情を描くために実際の友達を参考にしたようで「アビーは、私の大学時代からの友人でピクサーの同僚でもあるヘイン・パークにもとづいている。彼女はアビーの声もやってくれているのよ。彼女は、私がフェアでない扱いを受けたら私のために怒ってくれるような頼りになる友達だった。ミリアムは、母親から見れば悪い影響を与える友達かもしれないけど、普段の自分ならやらない新しいことに向けてプッシュする友達。そしてプリヤは、私がトロントで育った時にいつも隣にいた友人たちにもとづいている。あの人たちにもオマージュを送りたかったの」と、メイの大親友の3人のルーツとなった自身の実際の友情を明かした。

また、プロデューサーのリンジー・コリンズは「この人とあの人を交換しても同じ、というふうにはならない。それぞれのキャラクターがその人ならではのものを友情に持ち込むよう、意識したの。みんなで一緒にいる時も、個性が際立つようにね。ストーリーを語る上でそれは大事だけれど、そうすることで、友情がよりリアルに見えるから」と実在する友情をもとに描いたことで増した、本作の友情のリアルさに自信を見せた。

『私ときどきレッサーパンダ』は、3月11日よりディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて独占配信開始。

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