死を前に愛と嫉妬が燃え上がる! 谷崎潤一郎の官能文学の傑作『鍵』が令和に蘇る

#吹越満#菅野恵#鍵#いまおかしんじ

(C)2026「鍵」製作委員会

吹越満×菅野恵×小出恵介が織りなす歪な関係、日記が暴く欲望の深淵

谷崎潤一郎の官能文学の傑作を大胆なオリジナルストーリーとして映画化した『鍵』より、妖艶さと切なさが交錯するポスタービジュアルと、死を目前にした男の歪んだ純愛が暴走する本予告が解禁された。

・妻を浮気させようとする夫と、夫の肉体に強く惹かれる妻…執着と偏愛の行き着く先は?

夫婦の日記を交互に提示する手法で、人間の欲望と性の深淵を描き出した谷崎潤一郎の名作「鍵」。市川崑、神代辰巳、池田敏春らによって幾度も映像化されてきた官能文学の金字塔が、大胆なアレンジを施したオリジナルストーリーとして令和に蘇る。

工務店を営む剣持耕三は、医師から余命半年を宣告される。年の離れた妻・郁子を案じた剣持は、部下の木村と郁子を引き合わせ、不倫関係へと導こうとする。思惑通りに進むかに見えたが、郁子への想いを断ち切れない剣持は次第に嫉妬を募らせていく。やがて郁子の日記を盗み見た彼は、そこに綴られた木村への強い欲望を知ることに。死を目前にして燃え上がる男の執着と偏愛は、やがて取り返しのつかない領域へと踏み込んでいく——。

余命宣告を受けた主人公・剣持を演じるのは、映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍し、自在な演技力を誇る吹越満。愛する女性を他者に委ねまいとする不器用な男の嫉妬と葛藤を、どこかユーモラスに体現する。

妻・郁子役には、『海の沈黙』(24年)で印象的な存在感を示した菅野恵。さらに物語の鍵を握る男・木村を小出恵介が演じるほか、丸純子、那波隆史、佐倉萌、新藤まなみ、治田敦ら実力派キャストが集結し、耽美な世界観に血を通わせる。

監督・脚本を手がけるのは、キャリア30年を迎え、近年も話題作を連発するいまおかしんじ。古典を現代に再構築し、欲望と愛の歪んだ関係を鮮烈に描き出す。

『鍵』

(C)2026「鍵」製作委員会

今回、本予告映像が解禁された。余命わずかな剣持(吹越)を置き去りにするかのように、急速に距離を縮めていく郁子(菅野恵)と木村(小出)。「木村さんの若々しい肉体が私を虜にする」という郁子の生々しい告白が、剣持の嫉妬をむき出しにしていく。死を目前にしてなお、愛する人を抱き寄せたいと願う人間の狂おしくも滑稽な本能が、見る者の感情を激しく揺さぶる予告編となっている。

あわせて解禁されたポスタービジュアルは、「どうしても抱きたい 狂おしいほどに」というコピーとともに、まるで剣持の視線から捉えたかのような郁子の妖艶な姿を映し出したもの。わずかな余命を前にして燃え上がる欲望と嫉妬を象徴する、印象的な一枚に仕上がっている。

『鍵』は2026年6⽉12⽇より全国順次公開。