女性同士の愛が禁断の四角関係へ 谷崎潤一郎原作『卍』が描く妖艶な愛憎劇が話題! 注目の記事をピックアップ
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先週は、谷崎潤一郎原作の官能ドラマ『卍』のレビューをはじめ、若手俳優たちの躍進が目立った「タレントパワーランキング」、そしてNetflixで話題を集める社会派ミステリー『誰かがこの町で』の紹介記事が多くの読者の関心を集めた。禁断の愛憎劇からエンタメ界の最新トレンド、現代社会の闇を映し出す話題作まで、3本の記事を振り返る。
谷崎文学の官能世界を現代に再構築 『卍』で絡み合う4人の欲望
谷崎潤一郎の名作小説を現代的に再解釈した映画『卍』(2023年)の“エロさ”を女性目線で紐解くコラムが注目を集めている。本作は、『溺れるナイフ』の共同脚本でも知られる井土紀州監督が手掛けた官能ドラマだ。歯科医の夫を持つ園子(小原徳子)は、自身が経営するセレクトショップの広告モデルとして光子(新藤まなみ)を起用。奔放で魅力的な光子に惹かれていくなか、2人は次第に特別な関係へと発展していく。
しかし物語は単なる女性同士の恋愛を描くだけではない。園子の夫・孝太郎(大西信満)と、光子の恋人・エイジ(黒住尚生)も加わり、4人の男女による愛憎や嫉妬が複雑に絡み合っていく。互いの思惑が交錯するなかで、予想外の行動に出る人物も現れ、関係性は思わぬ方向へと転がっていく。
女性同士の愛を軸にしながら、人間の欲望や執着、嫉妬を濃密に描き出した本作。谷崎文学ならではの妖艶な世界観と現代的なアレンジが融合した、大胆で刺激的な一作となっている。
・女性同士の「いけない関係」が醸し出すエロティシズムを堪能、谷崎潤一郎の名作小説を映画化
認知度急上昇男優1位は山中柔太朗 M!LKメンバー3人がトップ5入り
株式会社アーキテクトが実施した「タレントパワーランキング」2026年2月度調査による「認知度が上昇した男優・女優TOP10」が発表された。2025年11月度調査と比較し、認知度や誘引率などをもとに算出されるパワースコアの上昇率が高かった俳優・女優をランキング化したものだ。

男優部門の1位は、ダンスボーカルグループM!LKの山中柔太朗。ドラマ『黒崎さんの一途な愛がとまらない』での主演や、映画『純愛上等!』などへの出演が注目を集めた。2位には同じくM!LKの佐野勇斗がランクインし、『ぐるぐるナインティナイン』の「ゴチになります」新メンバー就任やドラマ出演で話題に。3位は高杉真宙で、主演映画『架空の犬と嘘をつく猫』やドラマでの活躍が評価された。
さらに4位にはM!LKの曽野舜太が入り、トップ5に同グループから3人が名を連ねる結果に。5位はドラマ『GIFT』出演中の本田響矢となった。
一方、女優部門では大河ドラマ『豊臣兄弟!』出演の白石聖が1位を獲得。2位に=LOVEの佐々木舞香、3位に北香那が続いた。今後の活躍が期待される若手俳優・女優たちの躍進が目立つランキングとなっている。
・山中柔太朗、佐野勇斗……M!LKのパワー恐るべし! 「認知度が上昇した男優ランキング」最新結果
平和な町に潜む闇とは 『誰かがこの町で』が映し出す集団心理の怖さ
佐野広実の社会派ミステリー小説を原作に、江口洋介主演、蒔田彩珠共演で映像化されたドラマ『誰かがこの町で』が、Netflix日本週間TOP10(シリーズ)にランクインし注目を集めている。2024年12月にWOWOW「連続ドラマW」枠で放送された本作は、一見平和に見える住宅街に潜む同調圧力と集団心理の恐怖を描いた社会派ミステリーだ。

物語は2001年、埼玉県のニュータウンで起きた少年殺害事件から始まる。事件は未解決のまま住民たちの防犯意識を過剰に高め、町は“安全で安心な町”を掲げるようになる。それから23年後、19年前に失踪した一家の真相を追う女性・望月麻希(蒔田)と調査員・真崎雄一(江口)が町を訪れたことで、封印されていた過去が徐々に明らかになっていく。
閉鎖的なコミュニティーの中で共有される暗黙のルールや、異質な存在を排除しようとする住民たちの姿は不気味そのもの。少年殺害事件と一家失踪事件の接点を追うサスペンスとしての面白さに加え、集団の中で生まれる人間の弱さや残酷さをリアルに描き出している。現代社会にも通じる“同調圧力”の恐ろしさを浮き彫りにした、見応え十分の一作だ。
・江口洋介主演、住民たちの薄気味悪い同調圧力と悲劇を描いた社会派ドラマに注目!
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