『冒険の夜』TAMA NEW WAVEグランプリ受賞作が公開へ 『still dark』と同時上映決定
Filmarksで支持を集めた話題作がスクリーンへ登場
第26回TAMA NEW WAVEでグランプリを受賞した映画『冒険の夜』と、2019年に数々の映画祭で受賞を果たしながら劇場未公開だった中編映画『still dark』が、10月3日より新宿K’s cinemaで同時公開されることが決定した。あわせて、髙橋雄祐が監督・主演を務める2作品のポスタービジュアル(3種)、予告編、場面写真が解禁された。
・髙橋雄祐監督・主演『冒険の夜』『still dark』の場面写真&ポスターを見る
・ギブスの女子高生 2人が不自由さ、ぎこちなさから得るものとは——『2人のギブス』
東京郊外に暮らす兄弟の何気ない日常と葛藤を描き、第26回TAMA NEW WAVEでグランプリを受賞した『冒険の夜』。監督・主演を務めるのは俳優としても活躍する髙橋雄祐で、古川ヒロシがダブル主演を務める。共演には関本昇平、友松栄ら実力派キャストが名を連ねる。
プロボクサーとして最後の試合に臨もうとしている兄・ケンジと、定職に就かず自由気ままに暮らす弟・ユウタ。東京のはずれでともに暮らす兄弟は、お互いの生き方を尊重し合いながら穏やかな日々を送っていた。しかし、いつもと変わらないはずの夏が、少しずつ二人の関係を揺るがしていく。
一方、同時公開される『still dark』には、小谷けいとフラメンコダンサーの永田健が出演し、音楽はOutskirtが担当。劇場未公開ながら配信サービスで口コミが広がり、FilmarksではMark!数が5000件を突破するなど大きな話題を集め、このたび待望の劇場公開が決定した。なお、同時上映の入場者特典として『still dark』のオリジナルステッカーが配布される予定だ。
『still dark』は、料理人を志す盲目の青年・ユウキが、あるレストランのナポリタンに心を奪われることから始まる物語。見習いとして働き始めたユウキは、同世代の先輩・ケンタや料理長との出会いを通じて、自らの夢と向き合っていく。

■髙橋雄祐
2017年、自分の人生で先の見えない暗闇の中を彷徨っている感覚を払拭したくて『still dark』を撮りました。2024年、今度は暗闇が自分と友の背中にのしかかっている感覚で、それを少しでも軽くしたくて『冒険の夜』を撮りました。闘いだった2作の公開なのでついつい肩に力が入ってしまいますが、できるだけリラックスして見に来てくださる方と一緒に楽しみたいです。これまで関わってくれた方々、これから映画に出会ってくれる方々に感謝の気持ちを込めてお届けします。
■古川ヒロシ
当時、前に進むことが出来なくなっていた僕に、髙橋監督は「ヒロシが背負っているものを代わりに背負うことはできないけど、少しでも軽くなれば」と、この映画に誘ってくれました。俳優としても、一人の人間としても、救われるような体験でした。そして今もなお、僕は何度もこの映画に道を示してもらっています。見てくれた皆さんにとっても、そんな一本であればと願っています。
■家田祐明(K’s cinema番組編成)
親が子に注ぐ無償の愛はあるけれど、この兄弟のなかにも無償の愛があった。弟は兄を慕い、兄は弟を思いやる。挫けて、藻掻いて、声にもならない叫びを吐き出す姿に、図らずも泣く。(あしたのジョーではないけれど)あしたのためのその1、その2、その先も、やってくる明日に向かって、互いの冒険が走り出す。
単気筒エンジン音の鼓動と搔きむしるベース音が、新宿の街に響き合い“冒険の夜”を迎えたとき、ぼくはきっと、ハイタッチで『オーブラザー! 元気でやってるか!?』とこの兄弟に声を掛けていると思う。
『冒険の夜』『still dark』は、2026年10月3日より新宿K’s cinemaほかで全国順次公開。
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