江口洋介主演、住民たちの薄気味悪い同調圧力と悲劇を描いた社会派ドラマに注目!
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少年殺害事件から“安全・安心な町”へ……。『誰かがこの町で』
【Netflix TOP10】日本の週間TOP10(シリーズ)のランキングから、佐野広実の社会派ミステリー小説を原作に、江口洋介主演、蒔田彩珠らが共演したドラマ『誰かがこの町で』に注目。平和そうに見える町を舞台に住民たちの間に渦巻く“同調圧力”が引き起こす恐怖を生々しく描いた作品で、2024年12月からWOWOWで連続ドラマWとして放送された。
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2001年.埼玉県の新興住宅地、美しが丘ニュータウンの福羽地区で、木本俊樹(戸次重幸)と千春(大塚寧々)夫妻の6歳の息子が殺害される事件が発生した。犯人は捕まらず、住民たちの防犯意識は異常なほどに高まり、同地区はやがて“安全で安心な町”を標榜するようになる。
その事件から23年後、横浜で法律事務所を構える弁護士・岩田喜久子(鶴田真由)のもとに、望月麻希(蒔田彩珠)と名乗る若い女性が訪ねてくる。彼女は、喜久子の友人である望月良子(玄理)の娘で、自分の家族がどうなったのか知りたい、と言うのだ。
実は、良子を含む望月一家は、19年前に失踪していた。このとき赤ちゃんだった女児だけが残され、児童養護施設で育てられた。この女児が、麻希だという。喜久子から依頼された調査員の真崎雄一(江口洋介)は、かつて望月一家が暮らしていた美しが丘ニュータウンへと向かうのだが……。
閉鎖的で隠ぺい体質、人間の闇をリアルに描く
冒頭で、かわいらしい少年が殺されてしまうのがいたたまれない。そして、“安全で安心な町”をうたいながら、何かを知っているようで知らん顔をしている町民たちが不気味だ。この少年の殺害事件と、麻希の一家が失踪した件は、何か関わりがあるのだろうか。真崎と麻希は家族を探し出そうとするが、やがて衝撃的な事実を知ることに。
閉鎖的で、隠ぺい体質で、暗黙の掟を乱す者は排除しようとする町の雰囲気が、薄気味悪い。ドラマで描かれる事件と展開は非現実的にも見えるが、こうした雰囲気そのものは実際にあるのだろう。人間が群れたときの心底嫌な面が描かれていると思う。(文:K)
【Netflix日本Top10(シリーズ)/6月1日~6月7日】
1位『誰かがこの町で』
2位『警部補・古畑任三郎』
3位『素晴らしき新世界』
4位『鉄槌教師』
5位『地獄に堕ちるわよ』
6位『黄泉のツガイ』
7位『転生したらスライムだった件』
8位『九条の大罪』
9位『田鎖ブラザーズ』
10位『ビー・バップ・ハイスクール』
※Netflix TOP10:Netflixがオリジナル作品やライセンス作品を対象に、毎週月曜日から日曜日までの各作品の「視聴回数」(視聴時間を作品の総時間で割って算出)に基づいてランク付けする。
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