23歳にして資産約70億のダニエル・ラドクリフが『ハリポタ』後の不安を激白

『ハリポタ』後のダニエル・ラドクリフ主演作『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』
『ハリポタ』後のダニエル・ラドクリフ主演作『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』

2001年〜11年まで続き、世界中で多くの人々に愛されている映画『ハリー・ポッター』シリーズ。その主人公を演じ続け、今や世界的スターとなったダニエル・ラドクリフだが、『ハリー・ポッター』シリーズが終わったあとの心境や今後についての思いを語っている。

英国人ヤングセレブの収入トップはD・ラドクリフ

ラドクリフを一躍スターへと押し上げ、10年にも渡って続いた同シリーズ終了後、休みことなく次々と作品に出演しているが、それにはある理由があったようだ。

「シリーズが終わったあと、『休みを取らないの?』と聞かれたことがあったけど『ノー』と言ったよ。なぜなら映画業界をはじめ、みんな、僕たちが次に何をするのかを見ていたから、休みを取る余裕はなかったんだよ。それに失敗することが怖くて、すごくうろたえたんだ」とその胸の内を話した。

若干12歳にして大ブレイクを果たした後、18歳から数年に渡りアルコール依存症になったことも。大人気シリーズの主役として大きな重圧と闘っていたラドクリフは、『ハリポタ』で有名になりすぎたあまり、今後、他の仕事ができないのではないかと心配していたようだ。

そして、シリーズが終了した今でもその重圧から解き放たれることはなく、今度は俳優としてどんなことをしてくれるのかという周りからのプレッシャーも計り知れないはずだ。

そのため、『ハリポタ』終了後も休むことなく仕事を続け、それを長い過程のなかの最初のステップだと捉えているのだという。

やはり『ハリポタ』効果は絶大で、まだ23歳という若さにも関わらず約68億円の資産を持ち、先日発表された「イギリスの30歳以下のセレブ長者番付」においても、昨年に引き続きダントツの1位となったばかりのラドクリフ。今後、『ハリポタ』を超える作品に出会えるのかが気になるところだ。(文:Masami Shimura/London)

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