山下智久、新木優子らが『SEE HEAR LOVE』配信直前イベントに登壇! 撮影の裏話を明かす

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『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』
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『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』
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山下「監督の情熱を分けていただいた感じがありましたし、現場にも熱があった」

『私の頭の中の消しゴム』(04年)のイ・ジェハン監督が日韓共作で贈る映画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』。本作のAmazon Prime Video配信直前イベントが6月5日に新宿のルミネゼロで行われ、主演の山下智久、共演の新木優子、山本舞香、山口紗弥加、イ・ジェハン監督が登壇。映画の裏話を語り尽くした。

・山下智久の優しく切ないバラードが心に響く、『SEE HEAR LOVE』90秒の本予告が公開!

レッドカーペットが敷き詰められた会場内には、山下、新木らのファンが多数来場。熱気あふれる雰囲気の中、山下が登場すると、客席は大いに沸き立った。続いて豪華出演者たちが次々とレッドカーペットを歩き、会場を華やかに彩った。

ステージに立った山下は、「キャスト、監督、スタッフと力を合わせて、心をこめてつくった作品を観ていただけること、うれしく思っております」と挨拶。新木も「こういった配信の作品をスクリーンで観ていただく機会は少ないと思うんですが、観ていただく前に少しでもこの作品の雰囲気を味わっていただければ」と続けた。

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『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』

本作で視覚を失ってしまう漫画家・真治を演じる山下は、「監督からその都度、ご指導をいただいたので、それで本当に科学反応が起きたのではないか」と自負。真治の役づくりについて「視覚障がいの方にインタビューをさせていただいたり、自分の家で目隠しをしてみて過ごしてみたり。そういう物理的なことで役づくりさせていただきました」と明かした。

イ・ジェハン監督とのタッグについては、「監督の情熱を分けていただいた感じがありましたし、現場にも熱があった。そんな現場に関われたことは、僕のひとつの大きな経験になりましたし、関わってくれたすべての皆さんに感謝したいと思います」と振り返った。

一方、生まれつき耳が聞こえない響を演じた新木は、「ろう者の役ということで、わたしにとってはすべて初めての経験でした。生まれながらにして手話が身についている、普段から自分の言葉として使っているということで、なるべく自然に、ろう者の方が観た時に違和感を抱かないように、手話の先生と研究しました。すごく大変でしたが、やりがいがあって、達成感もあって。貴重な経験を過ごさせていただきました」と述懐。

『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』

劇中ではピアノを披露していることについて、「わたしは小学生の時にちょっと弾いていたくらいの経験しかなかったので。今回、一曲弾いてほしいと言われたときには本当にビックリして。本当にやらなきゃと思って。家にピアノを借りて、半年近く、毎日2時間以上欠かさず練習をして。なんとか披露できるくらいにはなったので。そこもぜひ注目していただければ」と笑顔。「俳優を続けていく上で大切にしたいものをたくさんいただきました」と感じたという。

2人の共演は、『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命』(18年)以来、5年ぶりとなる。山下は「前回、共演させていただいた時は、役としては距離があったので、見えてなかった部分があったんですけど、今回は手話だったりピアノだったり。本当にそこに時間を費やしてまっすぐ役を作ってくださった。そういう努力家な部分がより強く見えてきましたね」と切り出し、「撮影は大変だったので、ピリッとする瞬間もありましたが、そこに新木さんがくると場が和んで華やかになる。そんな瞬間を見せていただいて、僕も助けられたなと思います」とコメント。

それを受けた新木も「そう言っていただいて光栄ですし、最初に共演した時はまだまだ新人という気持ちだったので。まさかこうやって同じ視点に立ってお芝居をする日が来るなんて。本当に光栄でした」と晴れやかな表情。

さらに「山下さんが本当に変わらずそこにいてくださったというか。5年前に共演した時から人に対して緊張感を与えないというか。スタッフさんにも、共演者の皆さんにも分け隔てなく気を遣って。そこにいてくださる姿にみんな助けられたし、わたしも助けられました。本当にありがとうございます」と笑顔を見せた。

・[動画]山下智久、主題歌・究極の愛のバラードを歌う『SEE HEAR LOVE〜』主題歌コメント動画

また、新木は撮影現場で印象に残ったこととして、「撮影期間中ずっとあったかくておいしいものを食べていたなと。1月2月に撮影をしたので、現場が寒かったのでご飯の時間になると笑顔になったなという印象があります」と振り返った。その言葉に「現場では“おなかがすいた”という言葉を一番言っていたかもね」と笑ってみせたイ・ジェハン監督。

そんな中、山本は「あったかいご飯で言うと、山下さんがラーメンや、いろんなもののケータリングで差し入れしてくれたんです。すごくおいしかったです。ありがとうございます」と山下に感謝のコメント。

山下は「韓国チームの皆さんがラーメンを食べたいと言っていたといううわさを聞いたので」と返し、「韓国チームと日本チームで、言葉の壁はありましたけど、でも言葉の壁を越えていいものをつくりたいという結束力がすごく生まれていた現場だったので。いい経験をさせていただきましたし、日々学びが多かったです」と振り返った。

そんな日本の俳優陣と組み、「運がいいことに今回組んだ俳優さんは本当にすばらしい人ばかりだった」と満足げな表情を見せるイ・ジェハン監督。「皆さん、自分の役柄についてちゃんと準備をする姿勢がある、そして何より撮影現場に遅れてくる人もいない」と冗談めかしつつも、「一緒に同じ芸術作品をつくっているなと感じさせてくれました。そして何より演じるにあたってちゃんと基本ができているなと思いました」と日本の俳優陣を称賛した。

映画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』は、Prime Videoにて6月9日より独占配信。

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