映画初出演にして主演を務めたKōki,、クリエイティブなホラー映画の現場で“演じる楽しさ”に目覚める

#Kōki,#樹海村#清水崇#牛首村#犬鳴村#萩原利久#高橋文哉#ホラー

牛首村  Kōki,
(C)2022「牛首村」製作委員会

ホラーの名手、清水崇監督の大ヒット映画『犬鳴村』(19年)、『樹海村』(21年)に続く「恐怖の村」シリーズ第3弾『牛首村』が218日より公開。ムビコレでは、本作に出演したKōki,×萩原利久×高橋文哉のインタビューを掲載中だ。

・『牛首村(うしくびむら)』Kōki,×萩原利久×高橋文哉インタビュー

「見えないものを想像しながらやるっていうのは、慣れないですけど、それが醍醐味」(萩原)

 本作の鍵となる舞台は、富山県魚津市に実在する北陸最恐心霊スポット・坪野鉱泉。主人公の高校生・奏音はある日、クラスメイトの蓮に見せられた動画の中に自分と瓜二つの少女を発見する。友だちと訪れた心霊スポットで廃墟に閉じ込められた彼女は誰なのか? 何かに導かれるように撮影地の坪野鉱泉へと向かう奏音を演じるのは、15歳からモデルとして国内外で活躍してきたKōki,だ。

Kōki,は初主演作品の撮影について、「非現実的なところを想像しながら作っていくのがとても面白かったと思いましたね。同時に難しい部分でもあります。ホラーシーンはよりクリエイティブな作業で、頭の中で想像しながら演じなければいけないことが多く、難しくもあり、楽しいことでもありました」と振り返る。

萩原は、「今Kōki,ちゃんが言っていたことはまさしくその通りで、非日常なホラーシーンはすごくクリエイティブに溢れているシーンが多かったと思います」と萩原。「日常を濃く描くと、非日常の部分でより遠くに行きやすい。より現実味がなくなっていく感じがすごく楽しかったと思います。見えないものを想像しながらやるっていうのは、慣れないですけど、それが結構醍醐味でもある。そこは楽しかったですね」と、“日常”と“非日常”があるホラー映画の“楽しさ”について語った。

また、本作の現場について高橋は、「現場の雰囲気が良かったので、僕も思ったことを言えて、お互いの『こうしたい』という部分を話し合うことができました。監督も含めて皆でワンシーンを作ることができたので嬉しかったですし、大切な時間だったと感じます」と話す。清水監督を交え、ディスカッションを重ねながら役を作り上げていったと振り返った。

本作が映画初出演となったKōki,は、本作を経て“演じる楽しさ”に目覚めたと話す。「撮影現場もそうでしたが、緊張感だったり、エネルギーというか、チーム一つで何かを作るというところでしょうか。それから、自分が演じる中でだんだんキャラクターをわかっていくというか、だんだん近くなっていくところもあって、撮影の後半になると、役から離れるのが寂しいな、と思うくらいの関係になっていました。そういう部分を含めて全てが本当に楽しかったし、これからも演じることをやっていきたいと思いました」。

初出演ながら主演、さらに12役という大役を見事演じ切ったKōki,。今後女優として更なる活躍が期待できそうだ。Kōki,×萩原利久×高橋文哉のインタビュー全文はこちらから!

INTERVIEW