天竺鼠・川原、“本人役”で出演の大変さ語る「撮影が終わった今もなかなか役が抜けていない状況です」

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(C) 2019 地域発信型映画「この街と私」製作委員会

お笑い好きのADの葛藤を描く『この街と私』が、34日より全国順次公開される。今回、新たな特報映像と、本人役で出演の天竺鼠・川原克己のコメント動画が公開された。

・実話をもとにした若手AD残酷物語! 休みなく働き同棲彼氏の部屋には寝に帰るだけ

天竺鼠・川原はじめ大西ライオン、ですよ。など数々の芸人が本人役で登場

本作は、監督・脚本・編集を務めた永井和男の実話を元にした成長物語。ADをしている23歳の村田美希(上原実矩)は、お笑いの番組が作りたくて制作会社に入ったが、深夜に街の良さを紹介する関東のローカル番組『この街と私』の担当として休みなく働いている。

彼氏の翔也(佐野弘樹)と同棲している部屋には寝に帰っている状況で、彼氏の話もろくに聞けていない。ある日、お笑いの特番に企画を出したものの、一蹴されてしまった美希だが、『この街と私』の街頭インタビューを初めて1人で任せられる。撮ってきた素材を見たディレクターに、「使えない」と言われた美希は…。

地域発信型映画として東京都葛飾区を舞台に制作された本作は、メインキャスト全てがオーディションからキャスティングされ、300 名以上の応募の中から主人公・美希役に、21年に第22TAMA NEW WAVEコンペティションでベスト女優賞を受賞し話題の上原が選ばれた。美希の彼氏・翔也役を演じた佐野は、本作が準グランプリを受賞した第5回賢島映画祭で助演男優賞を受賞。ディレクター・中山役を宮田佳典が、プロデューサー・寺本役を伊藤慶徳が演じる。

劇中のテレビ番組には、実際の葛飾観光大使でもあるLiLiCoと、芸人の大西ライオンが本人役で登場する他、美希の憧れの芸人として天竺鼠の川原、インタビューを買って出る客役で、ですよ。、居酒屋で遭遇する芸人役で大溝清人(バッドボーイズ)ら数々の芸人たちが本人役で登場する。

公開された特報映像では、美希が仕事に奔走する中、同棲中の彼氏・翔也から「やりたくもないことで何で疲れてるんだよ」と言われ、上司からも「初めて企画書書きましたって感じだからな」と言われてしまい、うまくいかない様子が描かれている。そんな中、エレベーターで乗り合わせたのは憧れの天竺鼠の川原。この後物語がどのように展開していくのかが気になる特報映像になっている。

さらに今回、川原からのコメント動画も公開。本人役で、少しの出演だったにも関わらず「非常に大変だった」と語る川原は、「何が大変かって、本人役ということもあって、撮影が終わった今もなかなか役が抜けていない状況です」とコメント。

さらに、「本当にリアルにあるんですよ。収録に行ったら、そのディレクターさんがもともとADで、『昔覚えていますか、「川原さんと仕事したかったです」みたいな(ことを言いました)。ADの時の夢が叶ってよかったです』という人が、今思い出しただけでも3人います。2で割り切れない状態になっております」と、本作のような出来事が実際に何度もあったことを明かした。

最後は「劇場に貴重品と共に足をお運びください」と締めた川原。本作が気になる方はぜひ、貴重品と共に劇場に見に行こう。

『この街と私』は、34日よりアップリンク吉祥寺ほか全国順次公開される。