北山宏光「寒いのだけは嫌い!」 『氷血』記録的な豪雪ロケの壮絶な舞台裏を告白

#ホラー#内藤瑛亮#加藤千尋#北山宏光#氷血

『氷血』
(C)2026映画 「氷血」 製作委員会
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加藤千尋は出演決定時に“ガッツポーズ”と笑顔

ホラー映画『氷血』の完成披露上映会が6月17日、東京・新宿バルト9で開催され、主演の北山宏光をはじめ、共演の加藤千尋、内藤瑛亮監督が登壇。記録的な豪雪の中で敢行された撮影の舞台裏や作品への思いが語られ、会場に集まった観客を大いに沸かせた。

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家族を思いやる優しい夫でありながら、狂気や冷酷さものぞかせる主人公・稔を演じた北山は、「撮影してから皆様に見ていただくまで、スタッフ・キャストみんなで一緒に作り上げました。最後までよろしくお願いいたします」と作品完成に笑顔を見せた。

稔の妻・悠希役の加藤は、「ホラーファンとして本作に愛情たっぷりで、自信があります」と胸を張った。

内藤監督は、記録的な豪雪の中で行われた撮影を振り返り、「キャストの乗るロケバスが7回くらいスタックしてみんなで押して動かしたこともありました。あの時は完成するかよりも、家に帰れるか不安でしたが、なんとか家に帰ることができて完成までこぎつけ、こうしてお客様に届ける事ができて嬉しいです」と、知られざる撮影時の苦労を明かした。

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映画出演は約7年ぶりで、ホラー映画初主演となる北山は、「僕は怖いのが好きじゃないというか、苦手で。それなのにこうしてお話を頂いた時に、逆に面白いなと思った。これまでホラーを見る側だったのが作る側に回るのは僕としても新しい挑戦になると思いました」と、新境地への挑戦に意欲を見せた。

念願のホラー映画初出演となった加藤は、「私は内藤監督作が大好きだったのでガッツポーズを決めました。人間って嬉しい時にガッツポーズをするんだと思った。自分の人生の中でも大きなポイントになると思うくらい嬉しくて、母にも連絡しました」と語り、会場を笑わせた。

北山の印象について内藤監督は、「ソロアーティストとして自身でディレクションされていることもあって、監督と近い目線で作品を作ってくれた」と感謝を口にした。

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一方、加藤については、「本当にホラーガチ勢なので、1言えば10わかってくれる。人間ならざるものを演じる場面の息遣いや動きも絶妙だった」と絶賛した。

北山と加藤は音楽番組での共演経験はあるものの、俳優としては本作が初共演。お互いの印象について、北山が「人見知りなのかなと思ってました。芝居の現場で会う時はどんな感じなのかなと思ったけれど、可愛らしい方だと思った」と語ると、加藤も「クールな方なのかなと思ったけれど、テレビで見るイメージ通りの温かい人でした。知識も豊富で優しくて役者さんとして尊敬できる部分が沢山ありました」と返した。これに北山は「良かった~」と安堵の表情を見せていた。

そんな北山は、加藤から「北山さんが一番怖いものは寒さ」と暴露されると、「そうなんです。寒いのだけは嫌い! 雪国で撮影すると聞いた時に、寒いといえどもいい作品が撮れればいいかと現場に行ったら、想像を超える寒さだった。本当に寒くて…寒いのはやっぱり嫌だと思った」と苦笑い。

それでも尋常ではない白銀の世界を捉えた映像に触れ、「とんでもなく素晴らしい映像が撮れて、出演させて頂けて改めて良かったと思った」と納得の表情を見せた。

撮影期間中、ロケ地は観測史上最大の降雪量を記録したという。内藤監督は「暖冬が続いていたので、雪が積もるのか心配していましたが、蓋を開けてみたら真逆の凄い大雪で。おかげで得難い画が撮れた」と満足げに語った。

一方、加藤は「でも翌日になると、あったはずの道が雪でなくなる…」と振り返り、北山も「だからみんなで雪かきしました」と豪雪ならではの苦労を明かした。

加藤が乗るロケバスが雪で立ち往生したこともあったという。加藤は「本当に詰んだ…と思って。スタッフさんが迎えに来てくれて車を救出してくれました」と、綱渡りのような撮影を回想した。

また、ホラー映画の撮影ならではの恐怖体験を聞かれた北山は、「現場に行く時に雪が積もり過ぎて本来あるべき道路がなくなって、曲がらなければいけない所を真っすぐ行ってしまって怖かった。雪で真っ白であるべきものが認識できなかった。冬の怖さと寒さを感じました」と、あわや遭難しかねない体験を告白。

加藤も屋根からの落雪に危険を感じたそうで、「雪の脅威みたいなものを人生で初めて味わいました」と実感を込めた。

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最後に内藤監督は、「一人でも多くの方が嫌な気持ちになってくれたら嬉しいですし、人によっては爽快感や高揚を感じるような展開もあるので、見てくれた方々がどんなリアクションをしてくれるのか楽しみ」と公開後の反響に期待を寄せた。

加藤も「この作品はホラーではありますが、日本の誇らしい部分が散りばめられています。本当に怖いものが好きな人も恐怖を味わえますし、最後に私は『気持ち良い!』と思いました。この暑い夏に『氷血』の時間を味わってください!」とアピール。

北山は「この大きなスクリーンで冷気と恐怖を味わっていただけたら嬉しいです」と呼び掛け、イベントを締めくくった。

『氷血』は2026年7月3日より全国公開。