“空から落ちてきた”少年の冒険『ARCO/アルコ』、未来学校を舞台に広がる圧巻のイマジネーション

#ARCO/アルコ#アニメ#アニメーション#ウーゴ・ビアンヴニュ

(C)2025 Remembers / mountainA / France 3 CINEMA
『ARCO/アルコ』
『ARCO/アルコ』

著名人も絶賛、SFとファンタジーが融合した新たな“不朽の名作”誕生へ

第98回米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネートされ、アヌシー国際アニメーション映画祭最高賞をはじめ、アニー賞、ヨーロッパ映画賞、セザール賞など数々の栄誉を席巻した『ARCO/アルコ』より、ハラハラドキドキの本編映像が初解禁。あわせて、岩井澤健治、小島秀夫、宇垣美里ら著名人から絶賛コメントも到着した。

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本作は、孤独な少女イリスと“空から落ちてきた”虹色の少年アルコの冒険を描き、世界中を涙と感動で包んでいる冒険ファンタジーだ。監督は、ヨーロッパを代表する稀代のクリエイター、ウーゴ・ビアンヴニュ。「すべての人に向けた映画。『E.T.』(82年)『ピーター・パン』(53年)『となりのトトロ』(88年)『天空の城ラピュタ』(86年)など心に深く刻まれた冒険映画の系譜に連なる作品を目指した」と語るとおり、ロマンとスリルに満ちた新たな“不朽の名作”が誕生した。

『ARCO/アルコ』

(C)2025 Remembers / mountainA / France 3 CINEMA

『ゼロ・グラビティ』(13年)でアカデミー賞作品賞などを受賞したアルフォンソ・キュアロン監督が、「溢れ出すイマジネーション。魂で描いた壮大なる物語は、その一コマにまで愛が宿る」と賛辞を贈っているほか、『ブラック・スワン』(10年)『ザ・ホエール』(22年)のダーレン・アロノフスキー監督が「心が震える。これほど眩い物語が、かつてあったか」と称賛。

昨年『Flow』(23年)でアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞したギンツ・ジルバロディス監督は「アニメーションの常識を塗り替える、唯一無二の想像力」と大絶賛している。

また、米批評家サイト「Rotten Tomatoes」でのレビューでは驚異のスコア93%(4月10日時点)の高評価を獲得。第98回アカデミー賞にて『ズートピア2』『K-POPガールズ! デーモン・ハンターズ』と並び長編アニメーション賞の候補となったほか、2026年4月時点で各映画賞にて53ノミネート、そのうちアニー賞やフランスアカデミー賞などで13の賞を獲得している。

日本語吹替版では少年アルコを黒川想矢が、少女イリスを堀越麗禾が務め、W主演を飾る。両者ともアニメ作品では初主演となる。また、アルコを追うおかっぱ頭の3兄弟ではドゥギーを山里亮太、ストゥイーを前野智昭、フランキーを落合福嗣が担当。さらに、イリスの家にいる子守り用ロボットのミッキを梶裕貴が、イリスの同級生クリフォードを伊駒ゆりえが、アルコの母を日向未南が務めるなど、豪華声優陣が集結した。

『ARCO/アルコ』

このたび解禁されたのは、虹色の少年アルコと少女イリスが大量のロボットたちに追いかけられるシーンを捉えた、ハラハラドキドキの本編映像だ。

未来から来たアルコは2075年の世界には登録がないことで、指名手配のような扱いで追われる身となり、彼と行動をともにすることでイリスも同じく追われる立場となってしまう。逃げ込んだ学校に身を潜めるが、2人を心配した同級生クリフォードが校内に侵入したことでアラートが発動。さらに、スイッチオフ状態だった校内の大量のロボットが、2人を捕獲する指令を受けて一斉に起動する。

もともと謎の3人組にも追われていたアルコとイリスだが、ここでは彼らと協力し、ロボットたちからの逃走を図る。逃げ込んだ扉の先には、巨大な恐竜が歩く恐竜時代にタイムスリップしたかのようなフロアが広がり、そこを抜けると今度は海の世界を思わせる部屋へ。さらにその先の図書館へと身を隠していく。ドキドキワクワクの緊迫した逃亡シーンであると同時に、50年後の未来の学校を想像させる描写にも満ちており、見る者の胸を躍らせる映像となっている。

■岩井澤健治(アニメーション監督/『ひゃくえむ。』)

好奇心から始まる時空を超えた冒険は、
少年にとってのかけがえのない時間を与え奪っていく。
本作の映像や物語は見事に抑制されてるからこそ、静かな感動が余韻となる。

■小島秀夫(ゲームクリエイター)

こんなキュートな娯楽アニメを見たのは久しぶりだ。活劇あり、文明批判あり、恋あり。
リリカルであり、SFであり、ファンタジーであり、少年少女の成長のドラマでもある。
独特の世界観に、キャラクター、物語が見事にアニメ表現に息づいている!
ヴィヴィッドに輝く七色冒険譚!「未来少年コナン」や「ナウシカ」「ラピュタ」 の頃の宮崎活劇作品を思い出す。
最近の“鬼”や“悪魔”、“呪い”や”怪奇現象“にプリズム分解されたダークなアニメとは一線を画す、
心身に優しい輝きを放つ傑作!

■宇垣美里

匂い立つように鮮やかな自然の描写や、空から現れる謎めいたティーンエイジャー、
憎めないチャーミングな敵?キャラ。
そこここに自分が見て育ってきた作品の遺伝子を感じて思わずにっこり。
そんなの好きになるに決まってる!
きっとこれから虹を見る度、私は未来を思うだろう。

■伊藤さとり(映画評論家)

こんなに健気で愛おしいとは。
レトロとPOPが混じり合う不思議な未来は親しみやすいのにセンスが光る世界観。
しかも『E.T.』や『もののけ姫』を所々に感じながら発展し過ぎた社会が、子どもを悲しませることに胸を痛めた。
このアートアニメーションから未来を想像して欲しい。
観たらきっともう少し、自然に優しくなれるはずだから。

■手塚るみ子(プランニング・プロデューサー)

美しい作品だった 宝石のモザイクのように
はじめて見るのに とても懐かしい
その原石のひとつひとつ 私たちはよく知っている
空を越えてきたあの子 交わしたこころ 未来のあり様
伝わる想いは 世界共通

■数土直志(アニメーションジャーナリスト)

まるで輝くような映像にまず惹かれた。でも輝いているのは映像だけでない。
物語、世界観、音楽、全てが輝いている、それが「アルコ」だ。
まるで宝石のような、いま一番キラキラしている作品。ちょーお薦めです。

■土居伸彰(ひろしまアニメーションシーズンプロデューサー/ニューディアー)

フランスの次代を背負うと目され続けてきたビアンヴニュ監督による待望の長編デビュー作は、
この混沌の時代に、人間の知性と未来を信じる力を与えてくれる必見の作品だった。
”意識高い系”を超えた、高次元的アニメーション!

■藤津亮太(アニメ評論家)

「あなたはどんな未来に生きたいですか?」。
本作は、ふたりの冒険を通じて、やさしく観客に問いかけてくる。
未来の見通せない時代だからこそ、親子で本作を見て、
どんな未来なら暮らしてみたいのか、ぜひ語りあってほしい。

■小野耕世(アニメ・マンガ評論家)

ロボットと人間の関係、近未来、遠い未来、時空旅行、タイムパラドクス、
そして少年少女の時代等SFアニメに必要な全ての要素が盛り込まれた王道を行く作品。
また、フランスアニメの伝統をも継承しているすばらしさ。

『ARCO/アルコ』は2026年4月24日より全国公開。

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