3日間飯が食えなかった!? 吉川晃司が昔の失恋体験を語り新社会人にアドバイス

2011.01.22

どこにでもありそうな家族の風景をほのぼのとしたタッチで描いた『ワラライフ!!』。この映画の新社会人限定特別試写会が1月19日に明治安田生命ホールで行われ、キャストの吉川晃司と木村祐一監督が登壇。新社会人に人生のアドバイスを送った。

・香椎由宇の膝枕に、しずるの村上純「オダギリさんすみません」とお詫び
・［動画］『ワラライフ!!』予告編ナレーション収録／村上純

本作は、コメディアンや構成作家、料理人など多方面で活躍する木村の監督作第2弾。吉川は、主人公の父親役を演じている。

キャスティングの理由を聞かれた木村監督は、以前、対談をしたことがあると明かしてから、「大きく周りを包み込むような人だけど、子どもっぽい。そこが面白いな、と。それに家族への思いやり、理解があるのでまかせられるなと思いました」とコメント。

しずるの村上純が成長後の主人公を演じているが、オファーを受けたときの感想について吉川は「脚本が良かったんですけど、木村監督の現場に行くと、すでに空気が作ってある、この人やるなと思いました」と監督を絶賛。一方、「父親役というのは複雑でした」とも語っていた。

この日は映画のキーカラーにもなっている“赤”をどこかしらに身につけると約束していた2人。木村は赤いネクタイに赤いポケットチーフ、吉川は赤いパンツを身につけ、さらにブーツの裏地も赤だった。司会から「なぜ赤なのか」と聞かれた木村は「赤が好きなんです」とシンプルに答えていた。

その後、新社会人からの質問に応じた2人。「モテモテになるにはどうすればいいか」という質問には「モテモテにならなくてもいい」と木村。吉川は「やっぱり個性！」と答え、「自分も学生時代にフラれて3日間、飯が食えなかったときがありました」と告白。「当たって砕けて慣れるんです。最初はしんどいけど」とアドバイスしていた。

『ワラライフ!!』は1月29日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開される。