西畑大吾、渋谷凪咲の”日記エピソード”に「涙が止まりませんでした」『時給三〇〇円の死神』初日舞台挨拶
#なにわ男子#西畑大吾#福本莉子#渋谷凪咲#小澤征悦#酒井麻衣#時給三〇〇円の死神#泉谷星奈
西畑が”切なる願い”を激白「どれだけ食べても太らない体が欲しい」
希望を失った大学生と、彼を《死神》のアルバイトに誘う同級生の“死神バディ”が、未練を残した《死者》の心残りに寄り添い、その想いを見届けていく——“生きる今”の尊さを描いた、藤まる氏による感涙小説を実写映画化した『時給三〇〇円の死神』。10月2日にはTOHOシネマズ六本木ヒルズにて初日舞台挨拶が実施され、W主演の西畑大吾と福本莉子、共演の渋谷凪咲、泉谷星奈、佐津川愛美、小澤征悦、そして酒井麻衣監督が登壇した。
・西畑大吾「過去に戻って全部やり直したい」 福本莉子と“死神バディ”になる瞬間
満員御礼&全国289館の映画館での生中継が行われたこの日、人生に希望を失った中、死神のアルバイトに誘われた大学生・佐倉真司役の西畑は「まず目の前にいる皆さま、本当にありがとうございます。そしてライブビューイングでご覧の皆さまも本当にありがとうございます。今日という日を迎えられた事を凄く嬉しく思いますし、ホンマにホッとしております。安心!」と声を弾ませて挨拶。
佐倉を死神のアルバイトに誘う、天真爛漫な同級生・花森雪希役の福本も「本日は映画館に、それも公開初日に足を運んでいただき、本当にありがとうございます。無事に初日を迎えられたことを本当に嬉しく思っています」と喜んでいた。

改めて西畑は、佐倉真司を演じるにあたり「人間でありながら死神のアルバイトをする役。目の前に見えてるものが本当に生きてる人なのか、それとも死者なのかわからない状況から入っているので、ピュアな気持ちを大事にしました」と意識。
ただ“時給三〇〇円”には物申したいところがあるようで「しかも時給が300円ですから……」と言い出すと、福本は思わず吹き出して「この映画のプロモーション中、それをずっと言っているので、また言っている!?と思って笑ってしまいました」とあきれ顔。
すると小澤から「いくらだったら良いの?」と質問されると、西畑は「国が定める最低賃金くらいは……」とリアルな事を言い出した。これに渋谷が「私はお金じゃないと思います!」とすぐにツッコミ返すと、西畑は思わず「ヤバ……!」とたじろぎながらも、「僕も皆さんの笑顔だけで良いと思います!」と負けじと重ね、場内は大爆笑&拍手喝采となった。
一方、福本は花森雪希を演じるにあたり「死神と聞くと怖いイメージがあるけれど、友だちでもないし家族でもない、でも寄り添ってくれる存在。他人だけれど最も近い他人みたいな感じで、心は常に寄り添ってる事を意識しました」と距離感を大切にしたと述べていた。
佐倉の元恋人・朝月静香役の渋谷は「佐倉君にとって大事な役だったので、佐倉君の心に残るように撮影していました。公園で遊んだり、会話している時に泣きそうになってしまい、涙を我慢するのが大変でした。ジュースを買ったり、キーホルダーを渡し合ったりする何気ない時間が宝物だと思った」などと西畑との共演を回想。
西畑は「佐倉にとっても朝月との時間はウハウハだったけれど、その気持ちを抑えながら二人で過ごす時間の尊さ愛おしさを感じていました。日記を読む渋谷さんの声には泣かされて、涙が止まりませんでした」と感謝していた。

無邪気な小学二年生・四宮夕役の泉谷は、怪しい雰囲気のホームレス・雨野役の小澤のなりきりぶりに感動。撮影後に小澤が司会を務める報道番組を見たそうで「映画ではワイルドな感じだったのに、ニュース番組ではとても爽やかでスッとなっていて。俳優さんって凄いなと思いました!」と絶賛。これに小澤は目尻を下げて「嬉しい!見てくれたの?今日の星奈ちゃんの衣装はフリフリで可愛いねえ」とデレデレだった。
生後4ヵ月の赤ちゃんの母・広岡加奈役の佐津川は、美意識に貫かれたルックを生み出すため、カメラのレンズにまでこだわった酒井監督の演出術に脱帽。「酒井監督は見た目も可愛らしくて美しい方だけれど、現場ではカッコ良くてリーダーシップの発揮の仕方が凄い。全部署に対する指示の出し方も明確でまるで船長のようだった」と賞嘆。酒井監督は「皆さんが話しやすい環境の現場だったと思います。それはスタッフの皆さんも各部署のプロフェッショナルが集まって、俳優部の皆さんも話しやすい空気感で現場にいてくださったから」と風通しの良いチームだったと述べていた。
HYによる主題歌『心海』も感涙必至と話題。酒井監督が監督した本作の前日譚的MVに主演した福本は「本当にHYさんの楽曲が素晴らしくて、花森さんの心情が丁寧に描かれていて、歌詞も心に響く。生きているってどういうことなんだろう?という誰もが思うようなことを素敵なメロディーに乗せて歌ってくださっているので、皆さんのお守りになるような楽曲だと思いました」とすっかりお気に入りだった。
また映画の内容にちなんで「叶えたい願い」をそれぞれ発表。酒井監督は「より多く全国の人々に本作を見て欲しい!」と大ヒットを祈願して、第一子が誕生したばかりの小澤は「家に生まれたばかりで首の座っていない人がいるので、首を座らせて欲しい」とすっかりパパの表情。子ども向けに映画のワークショップを開催している佐津川は「協力してくれる仲間が欲しい」、泉谷は「西畑さんと福本さんのように、私も一度だけでもいいので皆に『キャー!』と言ってもらいたい」と願望を述べた。
この無邪気な願いを聞いた西畑はすかさず観客に向かって「みんなで『せーの!』で『星奈ちゃん!』と言ってもらってもよろしいでしょうか?」と号令をかけて、会場全体でコール&レスポンスを実施。会場からの大歓声を浴びて「叶った!」と大喜びの泉谷に西畑は「今度うちのライブ一緒に出てよ!凄い量のキャー!をもらえるから」とオファーをかけると、すかさず小澤が「え?僕も出て良いんですか?」とボケて笑いを誘っていた。
一方、渋谷は「各部屋の空調の調整を全館一括というのを変えて欲しい」と笑わせて、西畑も「どれだけ食べても飲んでも太らない、むくまない体が欲しい。20代後半になるとお腹が戻らなくなる。特に僕はむくみやすい体質で、朝が凄い。それがなければツアーとかでもその土地の名物を沢山食べたいのに、年を重ねると次の日を考えて抑えて抑えての生活になっている」と切なる願いを口にしていた。
福本は「どこでも寝れるようになりたいです。入眠するのが苦手で、ホテルだとか寝る環境が変わってしまったり、舞台挨拶などで楽しかった日の夜が眠れなくなってしまう。オン・オフのスイッチが欲しいです。どこでもすぐにバタンと寝れるようになりたい」と述べていた。

最後に主演の西畑は「生きていると楽しい事だけではない、むしろ辛い事や耐えがたい事の方が多いかもしれないけれど、そんな時にどれだけ前を向いて生きる事が大事なのかを教えてくれる作品です。皆さんの日常がちょっとでもホッと出来るような作品になれば良いなと思っています」、同じく福本も「人間は現状に満足出来ない生き物ですが、そのような未練があるからこそ、人は成長できるし、より良い未来へ向かおうと努力できると思います。皆さんそれぞれ今しかないこの瞬間に小さな希望を見つけて前を向きたいと思えるような作品になっていると思います」と呼び掛けた。
酒井監督も「今の自分を大切にして良いという優しい勇気を与えてくれる映画で、心の中が温かいもので溢れていくような感動的な作品です。私もこの世界観に何度も浸りたいと思いますし、この映画の世界の住人に何度も会いに来てほしいです」とさらなるヒットを祈願していた。
『時給三〇〇円の死神』は現在公開中。
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