『踊る大捜査線』新作、10日で21.6億円! 前作超えはなるか【9月映画興収まとめ】

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(C)2026『踊る大捜査線 N.E.W.』製作委員会
(C)2026『踊る大捜査線 N.E.W.』製作委員会
(C)2026『踊る大捜査線 N.E.W.』製作委員会
『オデュッセイア』
『白鳥とコウモリ』

14年ぶりの『踊る』が首位発進。ノーラン『オデュッセイア』を抑えた

【興収レポート】シルバーウイークの5連休があり、シネコンがにぎわいを見せた9月、月間興収1位は『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』。人気シリーズ『踊る大捜査線』の劇場版で、織田裕二扮する青島俊作を主人公とする作品としては14年ぶりの新作だ。タイトルの「N.E.W.」は「NEXT. EVOLUTION. WORLD.」の略で、本作から青島の新たな物語が始動する。2026年、警視庁刑事部捜査第一課に着任した青島は、史上最悪クラスの難事件に次々と巻き込まれていく。

・50人以上殺害の小児性愛の連続殺人犯を描く『エヴィレンコ』ほか、注目の記事をピックアップ

宣伝にあたっては、製作元のフジテレビがバックアップ。8月15日から9月26日にかけて「土曜プレミアム」枠で『踊る大捜査線 THE MOVIE』シリーズ4作、ドラマ『踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件』、映画『交渉人 真下正義』を放送して映画公開を盛り上げた。また織田をはじめとする出演者たちは、『この世界は1ダフル』『坂上どうぶつ王国』『ネプリーグ』などの番組に出演してPRに努めた。

9月18日に公開され、27日までの10日間であげた興収は21.6億円。『踊る大捜査線 THE MOVIE』シリーズ4作の興行成績は以下の通り。まずは前作『THE FINAL』の59.7億円が第1の壁。新作はどこまで迫れるだろうか。

『踊る大捜査線 THE MOVIE』98年、配給収入50億円
『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』03年、興行収入173.5億円(以下、興行収入)
『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』10年、73.1億円
『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』12年、59.7億円

『ちいかわ』は168.6億円で歴代14位に

2位は『オデュッセイア』。クリストファー・ノーラン監督の新作で、古代ギリシャの詩人ホメロスの叙事詩「オデュッセイア」を映画化。トロイア戦争後の英雄オデュッセウスによる10年におよぶ帰還の旅を描く。長編映画として史上初めて、全編をIMAXフィルムカメラで撮影した。近年のノーラン監督作の興収は以下の通り。

『オデュッセイア』

photo by Melinda Sue Gordon (C) Universal Studios. All Rights Reserved.

『インターステラー』(14年、12.7億円)
『ダンケルク』(17年、16.4億円)
『TENET テネット』(20年、27.3億円)
『オッペンハイマー』(24年、18.7億円)

本作の興収は9月27日時点で18.1億円。『インターステラー』『ダンケルク』を超え、『オッペンハイマー』に迫っている。

『白鳥とコウモリ』

(C)2026「白鳥とコウモリ」製作委員会

3位は『白鳥とコウモリ』(16.2億円)。東野圭吾の同名ミステリー小説を松村北斗と今田美桜の主演で映画化。解決したはずの殺人事件の容疑者の息子と被害者の娘が手を組み、事件の真相を追う。

なお、『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』は9月27日時点で興収168.6億円。歴代興収ランキングでは『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(173億円)に次ぐ14位に入っている。(文:相良智弘/フリーライター)

[2026年9月の公開作ランキング]

1位『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』21.6億円
2位『オデュッセイア』18.1億円
3位『白鳥とコウモリ』16.2億円
(ムビコレ調べ。9月27日時点)

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