寺岡呼人らのドリームバンド「カーリングシトーンズ」初の映画主題歌に挑戦

9月23日に公開される、ムロツヨシ初主演映画『マイ・ダディ』で、豪華アーティストが集結したドリームバンド「カーリングシトーンズ」が映画“初”主題歌を担当し、書き下ろし歌唱することが決定した。

・映画『マイ・ダディ』特報

同作は、CCCグループのカルチュア・エンタテインメント株式会社が主催し、これまで『嘘を愛する女』、『哀愁しんでれら』などを世に生み出してきた映像クリエイター支援プログラム「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」の2016年準グランプリ受賞作品だ。

そんな本作の主人公・御堂一男を演じるのは、役者デビューから25年、今年45歳を迎た俳優・ムロツヨシ。昨年のテレビドラマ『親バカ青春白書』(日本テレビ系)では、主演と監督を務め、小野花梨が演じる美咲とガチバトルを繰り広げたが、同作で、映画“初主演”を務め、今度は愛する娘を救おうと奔走する、お人好しで誠実な父親を熱演している。

娘・ひかり役には、同作が映画出演2作目で、第8回「東宝シンデレラ」オーディションでファイナリストの新星・中田乃愛。また、ムロツヨシ演じる一男の妻で、ひかりの母・江津子役には奈緒が出演。さらに、毎熊克哉臼田あさ美、永野宗典、「平成ノブシコブシ」徳井健太光石研といった個性豊かな俳優陣が脇を固めている。監督・共同脚本を映像作家でもある金井純一氏が務めている。

そして、同作の主題歌は「カーリングシトーンズ」が担当し、書き下ろし歌唱することが決定!

「カーリングシトーンズ」は、寺岡シトーン(寺岡呼人)・奥田シトーン(奥田民生)・斉藤シトーン(斉藤和義)・浜崎シトーン(浜崎貴司)・キングシトーン(YO-KING)・トータスシトーン(トータス松本)からなるロックバンドで、2018年7月に寺岡のソロ活動25周年を記念して結成。全員で楽曲を制作し歌唱するスタイルを貫きながら、楽器パートが入れ替わる変幻自在なライブパフォーマンスなど個性豊かでバリエーションに富んだ楽曲を発表し人気を博しています。レコード会社も所属事務所も異なる日本のトップアーティストたちが集結したまさにドリームバンドだが、意外にも、映画の主題歌を務めるのは初めてという。

マイ・ダディ

ムロツヨシ「映画の世界観がこの音楽とぴったりハマっていて素晴らしい! 」

本作の主題歌に起用した理由について、プロデューサーは「同じ父親でもあり、一男よりちょっとだけ人生の先輩から、娘のためにがんばる一男にエールを贈ってくれる音楽が、映画の最後に流れるといいと思っていました。カーリングシトーンズの兄貴たちは、人生の酸いも甘いも知っている頼れる先輩。そんな彼らの音楽で肩を叩いてもらえたら、気持ちよく劇場を出て“またがんばろう”って力がわいてくるだろうと思い、お願いしました」と経緯を話す。

バンドリーダーの寺岡シトーンは「仮編集も見たし、ラッシュも見て、内容は分かってるはずなのに、ムロさんと一緒に見た試写会では声を出して泣いてしまいました。こんな素晴らしい映画に参加させてもらって光栄です」とコメント。

ムロツヨシは「歌詞がまっすぐで、世界観にぴったりハマっていて素晴らしい。嬉しいです! 」と興奮気味に語った。

本作でメガホンをとった金井監督も「僕が青春に通った人がみんないる。これ現実なの? 夢みたいだなって思いました。デモが来たときもドキドキが抑えきれなかったです」と豪華コラボレーションによる主題歌の決定に驚きと喜びを隠せない様子だ。満を持して映画の主題歌を飾る「カーリングシトーンズ」待望の新曲はどんな楽曲となっているのか、今から楽しみだ。

さらに映画公開に先がけ、8月11日には、小説版が徳間文庫より発売されることも決定し、映画とは一味違った物語を公開の前に読むこともできる。

映画『マイ・ダディ』は9月23日より、全国で公開される。

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