満島ひかりがハンパなく怖い!「ワタシの心、読まれました」

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川っぺりムコリッタ
(C)2021「川っぺりムコリッタ」製作委員会

満島ひかりと吉岡秀隆が醸し出す独特の雰囲気

松山ケンイチ主演、『かもめ食堂』の荻上直子監督によるオリジナル脚本作品『川っぺりムコリッタ』が今年2021年公開となる。このたび、主演の松山、共演のムロツヨシに続く追加キャストが発表された。

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川っぺりムコリッタ

追加で発表されたキャストは、満島ひかり吉岡秀隆

満島は、松山演じる孤独な男・山田が引っ越してきた築50年のハイツムコリッタを管理する大家の南を演じる。満島が松山と組むのは、15年のドラマ『ド根性ガエル』のヒロシとピョン吉を演じて以来となる。

また、吉岡もハイツムコリッタの住人の1人として登場、息子と2人で墓石を売り歩く溝口を演じる。荻上作品への出演は、17年の単発ドラマ『朗読屋』以来だ。

川っぺりムコリッタ

今回のキャスト追加により、松山、ムロ、満島、吉岡の4人が織りなす軽妙かつユーモアあふれる掛け合いが楽しみになった。

荻上監督は、吉岡を縁の下の力持ちと評価。「立っているだけで十分すぎるほど独特の雰囲気があり、この映画の世界観にピントを合わせながら、でも自由にそよそよと泳いでいらっしゃるような気がします」と、吉岡のもつふわりとしたキャラクターが、映像からも感じ取れた様子。

一方、満島については、「何度かワタシの心の中を読まれました。怖いです」とコメント。「人一倍純粋で、敏感で、だから、こちらも同じくらい真剣にウソなしで勝負しないと、ダメなのでした」と、現場で見せた満島の本気度に舌を巻いた。

『かもめ食堂』を彷彿させる、おいしい食とささやかな暮らし

本作品は、『かもめ食堂』の荻上監督ならではの「おいしい食」と共にあるささやかな幸せをユーモラスに描いた物語。

主人公の山田は、北陸の小さな街の小さな塩辛工場に就職し、社長から紹介された「ハイツムコリッタ」という古い安アパートで暮らし始め、風呂上がりの良く冷えた牛乳とお米が買える給料日を待ち望むささやかな暮らしをしていた。ある日、隣の部屋の住人・島田が風呂を貸してほしいと上がり込んできた日から、山田の静かな日々は一変。できるだけ人と関わらず、ひっそりと生きたいと思っていたが、夫を亡くし娘と2人暮らしの大家・南や、息子と2人暮らしで墓石を販売する溝口といったハイツムコリッタの住人たちと関わりを持ってしまい、一緒にご飯を食べたり、笑ったり、そんな楽しい日々を送ることになる。しかしそんなある日山田は、自分が北陸の町に1人やってきた「秘密」 を、住人たちに知られてしまう……。

『川っぺりムコリッタ』は、2021年に公開される。

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