『ドラゴン桜』で校長の江口のりこ、今度は工場で松山ケンイチを指導!?

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川っぺりムコッタ
(C)2021「川っぺりムコリッタ」製作委員会

荻上直子監督の意を汲む実力派4人が揃う

松山ケンイチ主演、『かもめ食堂』の荻上直子監督によるオリジナル脚本作品『川っぺりムコリッタ』が今年2021年公開となる。このたび、追加キャストが発表された。

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今回公開された新キャストは4人。

主人公の山田(松山)が働いている「イカの塩辛工場」のベテラン社員・中島役には、江口のりこ。劇団東京乾電池に所属し、荻上監督『彼らが本気で編むときは、』(17年)ほか数多くの映画に出演、ドラマでは『半沢直樹』で人気に。放送中の『ドラゴン桜』において、龍海学園高等学校の理事長・龍野久美子としてドスの効いた台詞回しを披露しており、本作での“指導”ぶりに注目だ。

山田に父の死を知らせる福祉課の職員の堤下靖男役には、柄本佑。両親は柄本明角替和枝で、弟は柄本時生、妻は安藤サクラの俳優一家で、『美しい夏キリシマ』(03年)で映画デビュー。黒木華と共演、不倫の発覚を恐れる夫を演じる『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(21年)の公開を控える。

犬を溺愛するお金持ちの家の奥様・大橋役には、田中美佐子。還暦を過ぎても変わらぬ溌剌としたキャラクターで映画やドラマ、バラエティなど精力的に活動、Instagramのフォロワーも1万7000人を数える。荻上作品へは『彼らが本気で編むときは、』(17年)以来2度目の出演となる。

築50年のハイツムコリッタを紹介した塩辛工場社長の沢田役には、緒形直人。両親に緒形拳、高倉典江、兄に緒形幹太、妻に仙道敦子を持つ芸能一家で、近年は『万引き家族』(18年)や『Fukushima50』(20年)などに出演し、『護られなかった者たちへ』(21年)の公開を控える。

また、黒田大輔、薬師丸ひろ子(声の出演)、笹野高史など演技派陣が脇を固める。

『かもめ食堂』ファン待望の新作

本作品は、『かもめ食堂』の荻上監督ならではの「おいしい食」と共にあるささやかな幸せをユーモラスに描いた物語。

主人公の山田は、北陸の小さな街の小さな塩辛工場に就職し、社長から紹介された「ハイツムコリッタ」という古い安アパートで暮らし始め、風呂上がりの良く冷えた牛乳とお米が買える給料日を待ち望むささやかな暮らしをしていた。ある日、隣の部屋の住人・島田(ムロツヨシ)が風呂を貸してほしいと上がり込んできた日から、山田の静かな日々は一変。できるだけ人と関わらず、ひっそりと生きたいと思っていたが、夫を亡くし娘と2人暮らしの大家・南(満島ひかり)や、息子と2人暮らしで墓石を販売する溝口(吉岡秀隆)といったハイツムコリッタの住人たちと関わりを持ってしまい、一緒にご飯を食べたり、笑ったり、そんな楽しい日々を送ることになる。しかしそんなある日、山田は自分が北陸の町に1人やってきた「秘密」を、住人たちに知られてしまう……。

『川っぺりムコリッタ』は、2021年に公開される。

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