『ブレードランナー』名優ルトガー・ハウアー死去にデル・トロ監督らが追悼コメント

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ギレルモ・デル・トロ監督のTwitterより
ギレルモ・デル・トロ監督のTwitterより

SF映画の傑作『ブレードランナー』のレプリカント役で伝説的な名演を見せたルトガー・ハウアーが19日(現地時間)にオランダで亡くなっていたことが報じられた。

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75歳だったハウアーの死を悼み、多くの映画人たちが心を込めた追悼の言葉を贈っている。

『ブレードランナー』のリドリー・スコット監督は訃報を受けて、「ルトガーは優しい巨人だった」と声明を発表。「彼ほど、1982年の撮影初日の朝、セットで緊張していた人物はいなかった……。確か『ブレードランナー』という映画だったと思う。非常に困難だった製作期間の間、私たちはずっと互いに助け合った。寂しくなる」と盟友の死を悼んだ。

SNSでは、ハウアーを尊敬する映画人、また共演者たちが生前の彼との思い出をツイートしている。

『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督は「偉大なルトガー・ハウアーを追悼します。強烈で、深く、本物で、人を惹きつける俳優。真実、パワー、そして美を出演する映画にもたらした」と綴り、個人的に好きなハウアーの出演作として『グレート・ウォリアーズ/欲望の剣』『錆びた黄金』『ヒッチャー』『ブレードランナー』『レディホーク』、そして日本映画『座頭市血煙り街道』から着想を得た『ブラインド・フューリー』を挙げた。

ロック・バンド「KISS」のメンバーで俳優としても活動していたジーン・シモンズは1994年に映画『サバインビング・ゲーム』でハウアーと共演している。シモンズは「ルトガー・ハウアーが亡くなったと聞いて、悲しい。彼らは常に紳士で、親切で思いやりのある人だった。彼のご家族と友人、ファンの方々にお悔やみを申し上げます」とツイートした。

『ジュラシック・ワールド』などのヴィンセント・ドノフリオは「私はオーストラリアのアウトバックで数ヵ月間彼と共に過ごしました。彼は本当に心の優しい男だった。私たちは『サルート・オブ・ザ・ジャガー』という映画で共演し、私はまだ新人だった」と90年公開の共演作を振り返り、「私はオランダ映画の数々と『ブレードランナー』を忘れない。彼はこれからもずっと私と共にいます」とハウアーの功績を称えた。