中川大志「同じ役を奪い合った」10代から切磋琢磨する北村匠海とのW主演に感慨

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映画『スクロール』完成披露舞台あいさつの様子
映画『スクロール』完成披露舞台あいさつの様子
映画『スクロール』完成披露舞台あいさつの様子
映画『スクロール』完成披露舞台あいさつの様子

俳優の北村匠海と中川大志が1月19日、都内で行われたW主演を務める映画『スクロール』の完成披露舞台あいさつに松岡茉優、古川琴⾳、清⽔康彦監督と共に登壇した。本作にちなんだトークや、互いの関係について語り合った。

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映画のタイトルにちなんで「スマホで”スクロール“して見返したくなる写真」エピソードをそれぞれが発表。スマホであまり写真を撮らないという北村は「ちょっと思い出がなさすぎるので今年から撮りたい」とスマホ撮影を2023年の抱負にして「見返したくなるからではなく、こっぱずかしくてスクロールしたくなるのはスマホのメモ帳です。自分の思ったことをメモ帳に書いているけれど、二度と見返したくない。そのメモ帳を撮影中に監督と見せ合ったりしたけれど、お互いの裸を晒しているような気になった」と自らの思考を書き溜めたメモ帳の存在を明かしていた。

北村とは違い、スマホで写真を撮りまくるという松岡は「機種変をしてもデータフォルダは入れるので、写真は3万枚くらいあります」と尋常ならざるデータ量を報告。北村のことは中学1年くらいの頃から作品での共演を通して交流があるそうで、2010年当時の北村の姿をとらえた写真も残っているらしい。松岡は「最初に出会ったのが中1くらいの北村。私は高1くらい。その当時の北村の写真もありますよ。前髪が眉毛あたりで揃っていて…かわいかった〜! それをお見せしたい。北村と共演するたびに『かわいいなあ』とスクロールする。寝顔もあります!」と秘蔵写真の存在を明かし、「それはマズいな…」と北村を赤面させていた。

ちなみに松岡の“北村”呼びについて、当の北村は「僕の知り合いで“北村”と呼ぶのは彼女だけです」と初共演当時の関係性が今も続いていることが嬉しそう。北村の秘蔵写真について松岡は「北村が30歳くらいになったら許してくれると思うので、その時に大公開したい!」と声を弾ませて予告していた。

北村と中川は同じ事務所に所属し、小学生の頃から切磋琢磨してきた仲。北村の存在について中川は「匠海と出会ったのは小学校4年の頃で、匠海は小学校5年生。同じ事務所で一緒に演技レッスンをして、その後に一緒にファミレスに行ったりして、その頃からの仲。10代のころはオーディションに行くと必ず匠海がいて、同じ役を奪い合ったりして、それを繰り返してきました」と回想し、「そんな匠海と20代半ばで同じ映画でW主演できたのが感慨深く、思い出深い作品になりました」としみじみ。

北村も「〈僕〉とユースケは表裏一体。小さいころからの仲間である大志とW主演という形で共演するのは宿命であり、それがこの作品で良かったと思います」と同志とのW主演を噛みしめながら「この映画は皆さんの物語であり、どこかにいる誰かの物語。そんな視点で観ていただければ嬉しいです」とアピールした。

『スクロール』は2月3日より全国公開。