高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎がショートフィルムの監督に挑戦する『アクターズ・ショート・フィルム3』より、染谷将太、有村架純、窪田正孝ら各作品のキャストとコメントを紹介する。

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野村萬斎監督作の主演には窪田正孝「稽古をつけていただき模索しています」

本企画は、予算・撮影日数など同条件で5人の俳優たちが25分以内のショートフィルムを制作、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」のグランプリであるジョージ・ルーカス アワードを目指すというもの。

カメラの向こう側にいた彼らが、今回はカメラ越しにどんな世界を創り上げるのか? 各所から大きな注目を集めているWOWOWの一大プロジェクトである。

各作品のキャストには、高良健吾監督作の主演に中島歩、その友人役として染谷将太の共演が決定。中島は、「従来の監督と俳優という関係性ではできない俳優同士ならでは創作ができるのではないかと楽しみにしています」、染谷は「高良さんとはいくつかの現場でご一緒させていただいてますが、しっかりと一緒にお芝居をしたことがありませんでした。今回なんと監督と役者という形で現場を共にできるなんて思ってもなかったです。高良さんの唯一無二な包容力と優しさと映画愛が詰まった脚本握りしめ、ドキドキしながら現場に行って参ります」と意気込みを語る。

玉木宏監督作の主演は、俳優としてリスペクトし合う関係という林遣都が務める。林は、玉木作品への参加について「玉木さんは憧れの先輩なので、大変光栄でした。脚本をいただき、準備が進む段階での監督の色んな構想を聞き、非常にワクワクしました」と喜びを語った。

また、土屋太鳳監督作は、土屋太鳳自身が監督・脚本・主演を務め、W主演で有村架純との初共演が実現した。有村は、「このような形でお仕事をご一緒できるとは、、、とても貴重な機会に携わることができ、心から嬉しく思います。土屋監督へのリスペクトを忘れず、監督が作りたい世界を十分に理解し、寄り添いながらクランクインまで気持ちを高めていきたいです」とコメント。

さらに、中川大志監督作は主演の井之脇海を筆頭に、板垣瑞生、林裕太と若き実力派俳優が揃う。井之脇は、「現場では、役者ごとに言葉を変えながら的確に導いてくれる、安心して頼れる監督でした。そして、その言葉ひとつひとつに、大志君が役者として感じてきた思いがギュッと詰まっていて、その瞬間瞬間を噛み締めながら演じました」、板垣は「監督の凄さ、中川さんの凄さを現場で感じて、いち俳優として踏ん張ってる自分の姿が役で踏ん張ってる時と一緒になった感覚がありました」、林は「井之脇さん、板垣さんと三人で、ひたすら走って、ひたらすら階段を登って、朝までエネルギーを出し尽くしました。撮影が終わった後に見た、美しい朝焼けを忘れることはありません」と撮影を振り返る。

野村萬斎監督作の主演・窪田正孝は、監督との稽古を経て難易度の高い役に挑む。窪田は、「人は弱くて尊い。そして、愚かで醜い。何者にもなれなくて、自分を偽り、何かに縋りもがき苦しんでいる。必然と心に存在する陰を描いた作品。野村萬斎監督の元、稽古をつけていただき、表現方法、役へのアプローチを模索しています」とコメントした。

『アクターズ・ショート・フィルム3』はWOWOWにて20232月に放送・配信。

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