トム・ハンクスがパパラッチを一喝、セレブ達からは「よくやった」の声も

#セレブ#トム・ハンクス#ドン・ウィンズロウ#リタ・ウィルソン#レブロン・ジェームズ

トム・ハンクス
「TMZ」Instagramより

パパラッチらによって妻が転倒しかけた

トム・ハンクスが移動中にファンやパパラッチに囲まれ、同行の妻とぶつかって転ばせかけた群衆を一喝した。

15日(現地時間)、ニューヨークのビルから出てきたハンクスと妻のリタ・ウィルソンは待ち構えていたファンやパパラッチに取り囲まれた。遠慮なく近づいてツーショットを求めるファンや、飛び出してカメラを構えるパパラッチを交わしながら車に乗り込もうとした2人だが、ウィルソンが群衆の1人に後ろから押されて転びかけ、悲鳴を上げると、ハンクスが激昂した。

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「やめてください!」とウィルソンが抗議すると、ハンクスは妻にぶつかった人物を手で止め「下がれ! 妻を倒すのか?!」とFワードの放送禁止用語を交えて大声を上げた。公の場ではいつも笑顔で親しみやすいハンクスの剣幕に、群衆は一瞬静まり返った。なおも何か言いたげなハンクスはボディガードに制止され、妻と車に乗り込んだ。

ぶつかった人物も故意の行動ではないようだったが、マナーを忘れた人々の暴走にはハンクスも怒りを抑えられなかったようだ。その様子を収めた動画をインスタグラムにアップしたゴシップサイト「TMZ」は「アメリカのパパが真っ赤になっていた(激怒していた)」とコメントした。

ハンクスの行動に共感を示したのはNBAのロサンゼルス・レイカーズのスター選手、レブロン・ジェームズだ。ジェームズはツイッターで「奥さんがパパラッチに踏み潰されそうになっているクリップを見たところだ。パーソナルスペースというものはどうなってしまったんだ? もしトムが誰かの(パーソナルスペース)を侵害したら、彼が悪者にされて恐らく訴えられるだろう! どうして、彼や彼の妻よりも彼らの方が守られるんだ?」と、ファンやパパラッチの行き過ぎた行動に耐えるしかないセレブの視点に立って、ハンクスを擁護した。

アメリカの小説家で「犬の力」シリーズ(映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』の原作とは別作品)や映画『野蛮なやつら/SAVAGES』(12)の原作者のドン・ウィンズロウは「よくやった、トム・ハンクス。妻のために立ち上がる姿を誇りに思います。人々を下がらせるためにこれが必要だったとは」とハンクスを支持し、やはり群衆の態度に疑問を呈した。