美醜がキスで入れ替わる! 土屋太鳳×芳根京子『累-かさね-』が配信でも人気

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累-かさね-
『累-かさね-』
(C) 2018映画「累-かさね-」製作委員会 (C) 松浦だるま/講談社

美醜に翻弄される人間の業、杉浦だるまのコミックを実写化!

【Netflix TOP10】Netflixがオリジナル作品やライセンス作品を対象に、毎週の人気作品をランキングする「Netflix TOP10」。今回ピックアップするのは、「Netflix日本TOP10」(映画)から、7位にランクインの『累-かさね-』。「イブニング」で連載された杉浦だるまの衝撃作を実写化した本作は、“美醜”をテーマにした作品のインパクトはもちろん、人気女優・土屋太鳳と芳根京子のW主演が注目を集めた。

土屋太鳳&芳根京子「キスは100回以上した」

伝説の女優を母に持つ淵累(かさね)は、天才的な演技力を持って生まれながらも、自らの醜い容貌に強いコンプレックスを抱いてきた。一方、舞台女優の丹沢ニナは、美貌に恵まれながらも女優として花開かずにいた。そんな2人が、キスをすると顔が入れ替わる不思議な口紅に導かれて出会ったとき、運命の歯車が動き出す――。

1人2役=2人1役、土屋と芳根の凄まじい演技!

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)での好演が印象的だった土屋と芳根だが、本作では一変してダークな世界観を醸し出している。醜い容姿の主人公・累役には、『べっぴんさん』でヒロインを演じた芳根が、累と奇妙な関係を築く女優・ニナ役には、『まれ』でヒロインを演じた土屋がキャスティングされ、口紅の力で “キス”をした相手と顔が入れ替わるという設定のもと、1人2役(累&ニナ)=2人1役という難易度の高い役どころに挑んだ。

役柄について、「入れ替わって、戻るときが難しい」と感情のコントロールに苦労したと語る土屋は、本作での劇中劇シーンに伴うセリフの増加も女優魂で乗り切ったという。一方の芳根も、印象に残った場面にラストの屋上でのシーンをあげ、「のどが強くて今まで声をからしたことってなかったのですが、生まれて初めて声がかれました」と語っており、彼女たちの本作に対する意気込みがうかがえる作品となった。

前週(5月23日~5月29日)に引き続き、若干順位は落としたものの今週もTOP10にランクインを果たした本作。原作者も絶賛した映画ならではの新たなストーリーを、この機会に見てみてはいかがだろうか。(文:U)

【Netflix日本Top10(映画)/5月30日~6月5日】
1位『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』
2位『無頼』
3位『インターセプター』
4位『レミニセンス』
5位『ダブル・ジョパディー』
6位『ゲーム』
7位『累-かさね-』
8位『グリーンランド -地球最後の2日間-』
9位『ザ・ファブル』
10位『星の子』

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