伊藤沙莉、森山未來の似顔絵に挑戦するも…数分後2人が突っ伏して笑うその出来映えは??

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ボクたちはみんな大人になれなかった
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『ボクたちはみんな大人になれなかった』メイキング映像初公開

主演に森山未來を迎え、WEB連載から書籍化されベストセラ ーとなった燃え殻の半自伝的恋愛小説を映画化した『ボクたちはみんな大人になれなかった』が11月5日に劇場公開および動画配信を開始する。公開に先駆け、伊藤沙莉が森山の似顔絵に挑戦する貴重なメイキング映像が初公開された。

公開されたメイキング映像は、主人公・佐藤役の森山のギプスに、佐藤のかつての恋人・かおり役の伊藤が森山の似顔絵を描いている様子を映し出す。

劇中では佐藤がとある理由で事故に遭い、左腕にギプスを付けるシーンがある。かおりはそれに寄り添うのだが、なんと、劇中でギプスに描かれていたお見舞いイラストは、伊藤本人が描いていたのだ!

気合を入れて赤いマジックペンで“創作”に臨む伊藤だが、ギプスに描くのは難しかったようで、数分後に完成した似顔絵はイラスト感の強いものに。それを見た森山と伊藤は突っ伏して大笑い。スタッフからも「かわいい」などといった声が飛び、和やかな撮影現場となった。

伊藤は当時のことを次のように振り返っている。

「私が現場で悩んでしまった時に『沙莉ちゃん』と呼ばれて行ってみたら、『何か描いてよ』って言われたんです。それで絵を描いてたら、悩んでいたことをすっかり忘れちゃって。『全部委ねよう』と思った瞬間でした」

森山の何気ない提案が生んだ貴重なギプスは劇中では一瞬しか映らないが、2人の関係性を自然と映し出すことに一役買ったといえよう(https://youtu.be/8tnpiDnYSFc)。

あいみょんが熱い支持を寄せる青春小説の映画化

本作品は、16年の発行以来世代を超えて共感を呼んでいる燃え殻のデビュー小説の映画化である。

佐藤(森山)は、95年にかおり(伊藤)と出会い、生まれて初めて頑張りたいと思った。「君は大丈夫だよ。おもしろいもん」という彼女の言葉に支えられ、佐藤はがむしゃらに働いたが、99年、唯一の心の支えだった彼女はさよならも言わずに去っていった。その後は志した小説家にはなれず、ズルズルとテレビ業界の片隅で働き続けた佐藤。20年を迎え、社会と折り合いをつけながら46歳となった佐藤は、いくつかのほろ苦い再会をきっかけに、二度と戻らない“あの頃”を思い出す……。

原作小説にはあいみょんがエッセイを寄せるほど熱く支持を寄せるほか、糸井重里、小沢一敬、会田誠、吉岡里帆、EXIT兼近大樹といった様々なジャンルのクリエイターや著名人から絶賛が寄せられている。10代や20代からは時代を超えて感情に訴える「エモさ」が話題となる一方で、30代や40代からは90 年代を代表するミニシアターや渋谷の街、流行した音楽や映画のタイトルなど当時のカルチャー共々懐かしく感傷に浸れると評価が高い。

森義仁が初監督を務めるこの映画作品も、誰しもが自分にとっての「あの時、あの場所、あの人」を思い出して涙せずにはいられないシーンの数々が抒情的な映像で描かれる。

『ボクたちはみんな大人になれなかった』は、11月5日に劇場公開および動画配信サービスNetflixでの配信を開始する。