『Vision』ジュリエット・ビノシュ インタビュー

国際派女優が語る、私がオスカーを1つしか獲れない理由

#ジュリエット・ビノシュ

『Vision』
(C)2018“Vision”LDH JAPAN, SLOT MACHINE, KUMIE INC.
『Vision』

(C)2018“Vision”LDH JAPAN, SLOT MACHINE, KUMIE INC.
ジュリエット・ビノシュ
ジュリエット・ビノシュ
Juliette Binoche

1964年、フランス・パリ生まれ。演出家でフランス人の父と女優でポーランド人の母の間に生まれ、12歳で舞台デビュー。フランス国立高等演劇学校に学び、1983年に『Liberty Bell』(未)で映画初出演。『ゴダールのマリア』(85年)、『ランデブー』(85年)を経て、レオス・カッラクス監督の『汚れた血』(86年)で注目を浴び、ダニエル・デイ=ルイスと共演した『存在の耐えられない軽さ』(88年)でアメリカ映画に進出。以後、国際的に活躍し、『トリコロール/青の愛』(93年)でヴェネツィア国際映画祭女優賞、セザール賞主演女優賞を受賞。96年の『イングリッシュ・ペイシェント』でアカデミー賞助演女優賞に輝く。オムニバス映画『パリ、ジュテーム』(06年)で諏訪敦彦監督、『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』(07年)で台湾のホウ・シャオシェン監督、カンヌ国際映画祭女優賞を受賞した『トスカーナの贋作』(10年)ではイランの故アッバス・キアロスタミ監督、と各国の名匠と組んでいる。昨年は『ゴースト・イン・ザ・シェル』(17年)にも出演。