北村匠海×出口夏希、“偽物の記憶”から始まる純愛 三秋縋『君の話』実写映画化決定

#出口夏希#北村匠海#君の話

(C)2026「君の話」製作委員会  
『君の話』
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『君の話』

会ったことのない幼なじみとの初恋が現実になる切ないラブストーリー

北村匠海を主演、出口夏希をヒロインに迎え、三秋縋による人気小説「君の話」の実写映画化が決定した。脚本はNHK連続テレビ小説『虎に翼』の吉田恵里香、監督は『やがて海へと届く』の中川龍太郎が務め、2026年11月27日より全国公開される。あわせて、ティザービジュアルと特報映像も解禁となった。

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孤独を抱えて生きる大学生・千尋は、不幸な過去を忘れるため、記憶を消す治療を受ける。しかし、目覚めた彼の中に残っていたのは、消えるはずだった過去ではなく、会ったこともない幼なじみ・灯花との初恋の記憶だった。

作られた記憶の中にしか存在しないはずの灯花。その面影は次第に千尋の心を占めていく。だがある日、彼女は現実の世界に姿を現す。灯花は何者なのか。二人を結ぶ記憶は真実なのか、それとも偽りなのか——。記憶に隠された秘密が、二人の運命を大きく動かしていく。

主人公・千尋を演じるのは、『君の膵臓をたべたい』(17年)で第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、NHK連続テレビ小説『あんぱん』や『東京リベンジャーズ』シリーズなど話題作への出演を重ね、世代を代表する実力派俳優へと成長を遂げた北村匠海。本作では近年の出演作とは異なる王道の純愛ストーリーに挑み、繊細な演技で“静かでまっすぐな愛”を体現する。

ヒロイン・灯花を演じるのは、映画・ドラマ・CMと幅広く活躍し、『ルックバック』(26年)『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』(26年)『万事快調〈オール・グリーンズ〉』(26年)など話題作への出演が続く出口夏希。天真らんまんで自由奔放でありながら、どこか謎めいた魅力を秘めた灯花をみずみずしく演じ、新たなヒロイン像をスクリーンに刻む。

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(C)2026「君の話」製作委員会

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今回解禁されたティザービジュアルには、向かい合いながらも、どこか距離を感じさせる千尋と灯花の姿が映し出されている。これから紡がれていく二人の関係を象徴する、印象的なビジュアルに仕上がった。

あわせて解禁された特報映像は、“偽物の記憶”の中で制服姿の千尋と灯花が過ごす、爽やかでまぶしい日々から始まる。しかし、記憶の中にしか存在しないはずの灯花が、突如として現実世界の千尋の前に現れる。「君は誰だ…?」と戸惑う千尋に、灯花は「幼馴染のこと、忘れちゃった?」と無邪気な笑顔を向ける。彼女は一体何者なのか――。あるはずのない思い出に導かれ、二人の運命が大きく動き始めることを予感させる特報映像となっている。

さらに、特報映像を象徴する千尋と灯花のツーショットを収めた場面写真もあわせて解禁された。

撮影現場でのインタビューで北村は、「制服は流石にもう着れないかも?と思っていましたが、監督が僕ら二人の芝居を見てすごくキラキラした目をしていたから、信じても大丈夫と思った記憶があります」と笑いながら撮影を振り返り、「監督、スタッフさんと話し合いながら、“映画を作る”ということをまっすぐにやれた作品」と本作への思い入れを明かした。

さらに、「“あの学校生活、マジで楽しかったよな”とか、“あの時のあの恋人、忘れられないんだよね”とか、誰しもが持っている記憶の中で美化されている思い出を肯定してくれる作品になるんじゃないかな」と作品の魅力を語った。

『君の話』

一方、「恋愛ものは高校生役以外やったことがなかったので、(今回は)ちょっと大人な役で楽しみにしていた」という出口は、「撮影はあっという間でした。早く感じたということは、楽しかったということなんだと思います」と笑顔で撮影を回想。

秘密を抱える灯花という役については、「監督と北村さんが、“灯花の役はすごく難しい役だから”と、私が灯花を演じやすいように、やりやすいように…と調整してくださっているのを見て、本当に北村さんがいてくれて良かったなと思いました」と感謝を述べた。

さらに、「2人がなぜ出会ってどんな結末を迎えるのか、皆様に劇場で温かく見守ってもらえたら嬉しいです」と観客へメッセージを送った。

中川監督は、北村との撮影について「僕も匠海君も演出オタクというか、演出や芝居についての話が大好きなので、ずっとそんな話をしていました。現場では“カメラの前の監督”のような感じで常にみんなを引っ張ってくれたし、僕のことも引っ張ってくれた。現場でもたくさん話をして、俳優と監督という関係を超えて、親友のような存在でした」とコメント。

出口についても、「出口さんは人としてすごく魅力的な方で、俳優としても集中力や瞬発力が素晴らしい。泣きの芝居も多くて大変だったと思いますが、常に明るく臨んでいる姿が印象的でした」と振り返った。

また、原作者の三秋縋は映画化について、「僕の書いた物語って僕以外にはこんなふうに見えていたんだ、と新鮮な視点で物語に触れられるようになる」と語り、「一人の観客として、まっさらな気持ちで『君の話』という映画と出会える日を楽しみにしています」と、本作への期待を寄せている。

『君の話』

■北村匠海

——2ヵ月間の撮影振り返っていかがでしたか?

“映画を作る”ということを、まっすぐにやれたような感じがしています。監督やスタッフさんと話し合いながら、一日一日をちゃんと過ごしていって、「こうしたほうがいいかもしれないですね」とか「ここでこうだとこうですよね」とか、独り言ではなくて、ちゃんとチーム全体で、時間をゆっくり使って撮影することができたと感じています。

——撮影中に印象に残っているエピソードを教えてください。

初日の撮影が制服のシーンだったのですが、個人的には久々に制服を着て、鏡を見ながら「流石にもう着れないな…」と思っていたのですが、監督が僕ら二人の芝居を見てすごくキラキラした目をしていたから、信じても大丈夫と思った記憶があります。

——本作を楽しみにされている方へメッセージをお願いします。

登場人物全員、すごく寂しさを抱えている物語です。だからこそ、「人と人ってこうやって分かり合うよね」とか、「こうやって抱きあうよね」とか、「こうやって手をつなぐよね」とか、そういった優しさがすごく詰まっている作品になっています。“あの学校生活、マジで楽しかったよな”とか、“あの時のあの恋人、忘れられないんだよね”とか、誰しもが持っている記憶の中で美化されている思い出を肯定してくれる作品になるんじゃないかなと思っています。ぜひとも映画館でご覧ください。

『君の話』

■出口夏希

——2ヵ月間の撮影振り返っていかがでしたか?

ラブストーリーは高校生役以外でやったことがなかったのですが、今回はちょっと大人な役ですごく楽しみにして現場に臨みました。撮影は本当にあっという間で、早く感じたということは楽しかったということなんだと思います。

——撮影中に印象に残っているエピソードを教えてください。

監督と北村さんが、“灯花の役はすごく難しい役だから”と、私が灯花を演じやすいように、やりやすいように…と調整してくださっているのを見て、本当に北村さんがいてくれて良かったなと感じた現場でした。

——本作を楽しみにされている方へメッセージをお願いします。

この映画は真冬の季節に撮影しました。冬の海やイルミネーション、肉まんを二人で分け合ったり、お家で温かい時間を過ごしたり。『君の話』は千尋と灯花の優しくて切ないお話です。二人がなぜ出会ってどんな結末を迎えるのか、皆様に劇場で温かく見守ってもらえたら嬉しいです。

■中川龍太郎監督

——2ヵ月間の撮影振り返っていかがでしたか?

映画の撮影は楽しいことばっかりじゃなくて、大変なことも必ずあるのですが、今回の『君の話』は、本当にずっと楽しいことばかりで終わってしまうのが寂しいなあという気持ちでした。

――現場での北村さんの印象を教えてください。

匠海くんとは十年以上前からご一緒したいという思いがお互いある中で、今回やっと一緒にやることができました。僕も匠海くんも、演出オタクというか、演出や芝居についての話が大好きなので、ずっとそんな話をしていました。現場では “カメラの前の監督”のような感じで常にみんなを引っ張ってくれたし、僕のことも引っ張ってくれた。現場でもたくさん話をして、俳優と監督という関係を超えて、親友のような存在になれたことがとても嬉しかったです。

——現場での出口さんの印象を教えてください。

輝きがすごかったです。出口さんともたくさん話し合いながら作りました。人としてすごく魅力的な方で、俳優としても集中力や瞬発力が素晴らしく、これから日本を代表する女優さんになっていくだろうなという感じがして、本当に貴重なタイミングで撮らせていただいたなと感じています。泣きの芝居も多くて大変だったと思いますが、常に明るく撮影に臨んでいる姿が印象的でした。

■原作者:三秋縋

作家というのは自分の書いた物語の第一の読み手である一方で、それを他の作家によって書かれた物語を読むような純粋な気持ちで読むことは決してできない存在です。作品が世に出て何年経とうと、本を開いた瞬間に頭のどこかで反省会が始まってしまいます。

ですが、物語が自分以外の誰かの手によって別のかたちに置き換えられたとき、僕らはそれをようやくひとつの物語として無邪気に楽しめるようになります。僕の書いた物語って僕以外にはこんなふうに見えていたんだ、と新鮮な視点で物語に触れられるようになるのです。

そういった意味では、僕は今回の映画化を通じて初めて『君の話』を体験するということになるのかもしれません。特報を見て「へえ、なんだか僕好みで面白そうな映画だな」と他人事のように思ったりしています。一人の観客として、まっさらな気持ちで『君の話』という映画と出会える日を楽しみにしています。

『君の話』は2026年11月27日より全国公開。