連続少女拉致監禁・殺人事件、その捜査で浮かび上がるベルギーの闇とは何か!?
ベルギーを震撼させた連続少女拉致監禁・殺人事件、いわゆる“デュトルー事件”を基にしたクライム・スリラー『マルドロール/腐敗』。謎を追うたびに闇の深淵にはまっていくこの映画の予告編が解禁された。
・少女拉致監禁事件を元にした新たなる「闇」映画——クライム・スリラー『マルドロール/腐敗』
「正義を求めるほど、悪が暴走する──」

(C)FRAKAS PRODUCTIONS – THE JOKERS FILMS – ONE EYED – RTBF – FRANCE 2 – 2024
本作は『変態村』『地獄愛』『依存魔』の〈ベルギーの闇3部作〉で知られるファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督の最新作だ。
舞台となるのは1995年のベルギー。少女失踪事件の犯人を追うことになった主人公の憲兵隊ポールが、腐敗した警察組織の闇に直面し、真実を求めるあまり心身に異常をきたしていくさまを緊迫感溢れるトーンで描いている。
第81回ヴェネツィア国際映画祭 公式セレクションに選出され、第57回シッチェス・カタロニア国際映画祭の最優秀長編作品賞へのノミネートを果たしており、「緊迫感の高まり、一線を越えた道徳的ジレンマ、すべての観客を魅了する魅力的なスリラーとなっている」「ざらざらとした雰囲気が70年代のスリラー映画を彷彿とさせる」「じめじめとした心地よさと、叫び声のような哀愁」などと、ヴェルツ監督の持ち味である深淵な世界観と巧みな心理描写が高い評価を受けた。
今回、解禁となる予告編は、ベルギーを震撼させた連続少女拉致監禁事件の解決に燃える若き憲兵隊・ポールの姿から幕を開ける。
私生活では恋人との輝かしい未来がありながらも、事件を追うための「マルドロール作戦」の部隊に任命されるのだが、増えていく被害者、容疑者、そして何かを隠蔽している警察組織…想像を越えた広く深い闇に呑まれていく。
荒ぶるポールの姿とともに映される「正義を求めるほど、悪が暴走する──」という言葉が意味する葛藤とは一体何か。
あわせて解禁となった新場面写真では、ポールのほか、失踪した少女たちの新聞記事、ポールの母親役を演じるベアトリス・ダル、報道陣にマイクを向けられる上官役のローラン・リュカなどが収められており、物々しい雰囲気が感じられる。
『マルドロール/腐敗』は2025年11月28日より全国順次公開。
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