神木隆之介、桜庭ななみらが、長野県・真田神社で映画ヒット祈願!

左から、母袋創一上田市長、桜庭ななみ、神木隆之介、細田守監督
左から、母袋創一上田市長、桜庭ななみ、神木隆之介、細田守監督

世界の危機に立ち向かう主人公たちの姿を描いたアニメーション映画『サマーウォーズ』。7月20日にこの映画のヒット祈願イベントが行われ、主人公の声を務めた神木隆之介と、ヒロインの声を務めた桜庭ななみ、そして細田守監督が、映画の舞台となる長野県上田市を訪れた。

母袋創一(もたいそういち)上田市長の表敬訪問と記者会見を経て、上田城本丸跡にある真田神社でヒット祈願を行った3人。この間、学校の行事で上田市を訪れたばかりという神木は、「上田市は、空が青くて高く澄んで、爽快感があります。真田神社でも沿道の方々が『がんばってね』と声をかけてくれて、温かいところだと思いました」と、アットホームな土地柄を絶賛。また、この作品が、日本のアニメ映画としては初めてイタリア・ロカルノ国際映画祭コンペティション部門に出品されるという快挙を成し遂げたことへの感想について聞かれると、「(映画のテーマである)家族の絆は世界共通。映画が発信しているメッセージを、全世界の人々に受け取ってもらいたい」と期待を寄せた。

一方、上田市に来たのは初めてという桜庭は、「私の故郷・鹿児島に似ていて、懐かしい感じがしました」と感慨深げ。映画祭出品については、「この映画を見た後、思わず家族に連絡したくなるほど家族が恋しく思えたので、世界中の人々にもそう思ってもらえるはずです」と、多くの人々に共感される映画であることをアピールしていた。

「こんな時代だからこそ、家族の力を肯定できる映画を作りたいと思った」と語ったのは監督。上田市長は、「映画で描かれている風景は、上田市が標榜する『理想の田舎』そのもの」とアピールし、「ロカルノ国際映画祭をきっかけに、世界中の人々に、この映画と上田市が理解されることを願っています」と期待を述べた。

『サマーウォーズ』は、8月1日より新宿バルト9ほかにて全国公開される。

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