常盤貴子が総レースのシースルードレスでヴェネチア映画祭に初登場、喜びを語った

常盤貴子
常盤貴子
常盤貴子
西島秀俊
左から常盤貴子、アミール・ナデリ監督、西島秀俊

西島秀俊、常盤貴子が共演した『CUT』。この映画が、現在開催中の第68回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門のオープニング作品として、現地時間9月1日21時よりワールドプレミア上映され、上映後、10分間のスタンディングオベーションを受けた。

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本作は、イラン人の巨匠アミール・ナデリの監督作。兄から金を借りて映画を作り続けてきた売れない映画監督が、兄の死をきっかけに「殴られ屋」を始め、兄が残した借金を返済していこうとする姿を描き出す。

同映画祭にはナデリ監督と共に西島と、共演の常盤孝子も参加。本作の企画、製作も兼務した西島は、満席の会場から湧き上がる盛大な拍手に目を潤ませていた。

西島は「撮影期間中は監督から、『誰とも口をきくな』という指示を受けて、厳しい撮影をした作品。ヴェネチアという場で満席のお客さんに受け入れてもらえて感無量です」と語った。

一方、黒いシースルードレスに身を包み妖艶な魅力を放っていた常盤は、「ヨーロッパの映画祭は初めてですが、街中のみんなが映画祭を楽しんでいる感じが、すごく楽しい」と、初体験を満喫している様子。

さらに、「何よりも、観客のみなさんが私たちの映画を楽しみにしてくれていて、見終わってなお、賛辞の言葉をいただけたことが本当に嬉しかった。私をヴェネチア映画祭に連れてきてくださったナデリ監督に感謝します」と語った。

『CUT』は12月よりシネマート新宿ほかにて全国順次公開される。

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