ロバート・デ・ニーロ、超リッチなのに税金滞納! 離婚裁判で明らかになった悲しすぎる理由とは?

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ロバート・デ・ニーロ

77歳のデ・ニーロが長時間労働を余儀なくされている

ロバート・デ・ニーロが、別居中の妻との離婚審問で、妻の贅沢好きが原因で長時間労働を余儀なくされていると訴えた。

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『ゴッドファーザー PART II』(74)でアカデミー助演男優賞賞、『レイジング・ブル』(80)でアカデミー主演男優賞を受賞し、そのほかにも多くの作品でオスカー候補になったデ・ニーロは今年78歳。だが、近年もNetflixオリジナル『アイリッシュマン』(19)、『グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告』(20)などに主演し、活躍中だ。

だが、この精力的な仕事ぶりの一因は、妻で女優のグレイス・ハイタワーのライフスタイルにあるという。1997年に結婚したハイタワーとは1999年に破局、その後に復縁したが、2018年にハイタワーが離婚を申請した。

ゴシップサイト「Page Six」によると、16日(現地時間)にリモートで行われた離婚審問で、デ・ニーロの弁護士であるキャロライン・クラウス氏は、依頼人がハイタワーの生活をサポートし、滞納している税金を払うために働き続けいていると訴えた。

「デ・ニーロ氏は77歳で、自分の仕事を愛していますが、だからといって、このような驚異的なペースで働くことを強いられるべきではありません」とクラウス氏は述べた。「(高級ブランドの)ステラ・マッカートニーを求めるハイタワーさんのペースに合わせるために、オファーが来るプロジェクトすべてを引き受けたり、週6日、1日12時間も働かずに済む機会を、いつ得られるのでしょうか」と、デ・ニーロが作品を選ばずに仕事を続けている実情を明かした。

裁判官は先日、ハイタワーが年間100万ドルを受け取り、夫妻は2,000万ドルの家を売却するという判決を下した。彼女の弁護団は、デ・ニーロの価値は5億ドルだと主張している。しかし、クラウス氏は、パンデミックによってクライアントの財政が危機に瀕しており、別居中の妻の浪費が問題を悪化させているだけだと主張した。

一方、ハイタワーの弁護士のケヴィン・マクドナー氏は、2018年の離婚申請以来、デ・ニーロは今年1月の時点でクレジットカードの利用限度額を月37万5000ドルから10万ドルに引き下げるなど、事前に合意した支払い額を不当に減らしているとし、結婚していた頃のライフスタイルを維持するためにデ・ニーロに支払い義務があると主張した。

それに対し、デ・ニーロ側はハイタワーの浪費に拍車がかかり、120万ドルのダイヤモンドを購入するなど、2019年だけで167万ドルを使ったと主張している。加えて、デ・ニーロ自身が数百万ドルの税金を滞納しており、次に関わる2本の映画の報酬はその借金の返済に充てると説明した。すると、ハイタワー側は、デ・ニーロが外食するためにヘリコプターをチャーターしたり、友人を訪問する際にプライベートジェットを利用することを指摘した。両者はそれぞれの主張に反論している。

マンハッタン最高裁のマシュー・クーパー判事は「こういう支出は普通のものではありません。世の中の99.9999%の人にとって、ほとんど想像できないほど異常なことです」と指摘、さらに「私は彼らを離婚させたい。ハイタワーさんとデ・ニーロさんには、それぞれの道を歩んでもらいたい。それでも彼らは、この地球上を歩くほとんどの人間よりも豊かな生活を送ることができるでしょう」と述べた。

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