K-POPガールズグループ新人賞にWeeekly！ノミネート5組のうち2組が日本人所属という快挙も

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最有力候補のWeeeklyが新人賞獲得

12月6日に、今年12回目を迎えたアジア最大級の音楽授賞式「Mnet ASIAN MUSIC AWARDS（MAMA）」が行われ、最優秀女性新人賞にはWeeeklyが選ばれた。視聴者投票の結果では、SECRET NUMBERが約50％で、Weeeklyは約23%で2位。続いてNATTY、cignature、woo！ah！の順となっていた。

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SECRET NUMBERは日本人メンバーのリアを擁し、5月にデビューした多国籍（韓国、アメリカ、インドネシア、日本）混合5人組。ホーンセクションのようなオシャレなイントロのデビュー曲「Who Dis？」に続き、11月にはセカンドシングル「Got That Boom」を発表して勢いに乗っている。

Weeeklyは、160センチ越えの身長と平均年齢17歳、従来型清純派路線が人気の元気溌剌でエネルギッシュな7人組。事務所の先輩Apink以来10年ぶりのガールズグループとあって、6月にミニアルバム「We are」でデビュー、10月にもミニアルバム「We Can」をリリースして意欲的だ。

NATTYは、TWICEを生んだサバイバル番組『SIXTEEN』に参加してデビュー候補となり、最年少の13歳ながら2度もモモを破るなど、類い希な才能を見せつけて最終選考まで残った逸材。デビュー曲「Nineteen」に続き、セカンドシングル「Teddy Bear」は、“Naｰnaｰna,Teddy Bear”とNATTYが韻を踏んだり、デビューまでのエピソードをにじませる凝った曲づくり。「テディベアのようにキュートな容姿でありながら、縫い目がほどけたら爆発するほどの魅力を内に秘めた女心」を表現するとともに、これから人気大爆発にしてみせるとの意気込みも込められている。

cignatureは5人組のGOOD DAYに2人を加え7人組で再結成したグループ。2月に「Nun Nu Nan Na」、4月に「ASSA」をリリースし、9月に発売したファーストミニアルバム「Listen and Speak」に収録。このアルバムには、新しいタイトルソング「ARISONG」が収録されており、他にはあまりみられない不思議なメロディ展開とともに、パワフルかつクセになる独特のパフォーマンスを各歌番組で見せつけた。

woo！ah！は、日本人ソラを擁する5人組。デビュー曲「woo！ah！」を発表後にメンバーの一人が脱退しファンを心配させたが、11月に無事「QURIOUS」をリリース。タイトルソング「BAD GIRL」は、ティザーで公開された掛け声風のフレーズが独特で耳に残るが、楽曲全体はデビュー曲同様メロディアスで各歌番組での披露も始まっている。

**初のオンライン授賞式はBTS８冠。TWICEやI*ZONEの初披露のほかMAMAMOOやBoAのステージが出色**

アワードの結果としては、BTSが8個を受賞したのが目立った。

TWICEも「WORLDWIDE FAN’S CHOICE」「BEST POPULAR ARTIST」を受賞。日本語で挨拶したのは日本人のミナ、サナ、モモではなく、ダヒョン。メンバーは休養中のジョンヨンへの気遣いもみせた。さらにサプライズで初披露された「CRY FOR ME」も、切ない曲調と印象深いパフォーマンスがさっそくファンを喜ばせ、音源化が期待される。

6時間以上にわたった授賞式では、そのほかにも多くの見どころがあった。

グループとしての活動期限が迫る中、ミニアルバム「One-reeler／Act IV」をリリースしたIZ*ONEが新曲「Panorama」をステージ初披露し、宮脇咲良、矢吹奈子、本田仁美ら日本人を含む12人が流麗なパフォーマンスを見せた。

また、過去のレジェンドに敬意を表する演出も多く、Jessiとファサ（MAMAMOO）によるRAIN（ピ）の「GANG」のほか、13歳でデビューし日本でも活躍を続け20周年を迎え「Inspired achievement Artist」となったBoAを賞賛したショーでは、同じ事務所の後輩でデビューしたばかりのaespaウィンターが「ID; Peace B 」を、(G)I-DLEが「LISTEN TO MY HEART」を、OH MY GIRLのユアが「Tree」、IZ*ONEのイエナらが「Atlantis Princess」をカバーするなど、懐かしい曲で日本のファンをも喜ばせた。（文：fy7d）