K-POP新人ガールズグループWeeeklyは毎日でも飽きない!?

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1stミニアルバム「We are」。ページを繰っていくと、教室が傾いているようなユニークなカットも。
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毎日会ったとしても新鮮で特別な一週間を過ごせる……。そんなコンセプトの次世代清純派K-POPアイドルグループWeeekly(ウイークリー)がデビューした。

TWICEだけじゃない! K-POPガールズグループで活躍する日本人

ボブが一人いる以外は黒髪ロングで背も160センチ台の長身揃いだ。元気溌剌でエネルギッシュな7人の平均年齢はまだ17歳だが、歌とダンスの実力はすでに十分。当初は初々しい姿だった彼女たちも、週を重ねるごとに自信に溢れキレのある動きで本領を発揮した。

同じ所属事務所には2011年にデビューしなお活躍中のApink(エイピンク)がいるが、それ以来実に10年振りに発足したガールズグループということになる。まさに満を持してのデビュー。いきなり5曲入りミニアルバムをひっさげて登場したのも頷ける。

グループ名のWeeeklyは、毎日新しい日々をプレゼントするという意味だそう。7人の各メンバーが、ぞれぞれ月曜から日曜までを担当しているから、「次の1週間も私たちにお任せ!」という訳だ。

先輩のApinkにも“一週間後が待ち遠しい”といった内容の「SUNDAY MONDAY」という曲があった。2015年末に出たクリスマスシングルで、初回特典はマンスリー手帳だったから、今回のCDジャケットがウイークリーダイアリーなのも姉妹関係を象徴している。

ちなみに、この8月10日に4枚目のシングル「D.B.D.B.DIB」でカムバックしたSaturday(サタデー)も、“土曜日みたいに待ち遠しい存在”というのが名前の由来だが混同しないように(当初一週間分の7人でデビューしたが脱退、加入、脱退を繰り返しいまは5人で定着しているが)。

タイトルソングの舞台は「学校」

タイトルソング「Tag Me(@Me)」のコンセプトは「学校」。彼女たちのパフォーマンスは、ダンスというよりも、教室のあちこちに友達のグループがあるようにユニットに分かれて細かい演技をしており、机を使ったミュージカルタッチのステージは見る度に新たな発見がある。

キレとシンクロ度が高いK-POP特有のカルグンム(刀群舞)と呼ばれるダンスに、ブレないボーカル。力強いラップパートが挟まるカウントの速い曲は、メロディやリズムはApinkの「%%」の高速バージョンっぽいところも。とにかくメンバーはひとときも休むことなく歌いながら動き回る。サウンドの基調はEDMながらアクセントにさりげなくギターが入ってロックっぽいところもあり、ブリトニー・スピアーズが「…Baby One More Time」で見せたデビュー当時に学園を舞台に繰り広げたMVを彷彿とするところも。

一方で歌詞はというと、「清純派とか言われたくない」「誰かを真似するのは好きじゃない」「変わってるといわれてもいい」「私は私であってほかの誰でもない」といった、ITZYのように昨今流行のガールクラッシュ的なもの。「私をTag付けして」というぐらいだから、呼んだらすぐに駆けつけてやり遂げてみせる、一度アップされれば大騒ぎになるわよ、といった強力なメッセージを持っている。

CDアルバムジャケもスプリングノートの手帳風で楽しさ満載

1stミニアルバム「We are」は、CDジャケット自体がA5サイズのスプリングノート形式になっており、単なるメンバーの写真集ではなく、ページを開くと週ごとに日記を書き込める楽しいデザイン。付録としてメンバーのジユンが描いたイラストのステッカーが封入されていて、大切な予定日にシールを貼ったりする女子目線の作りで、これまた凝っている。

いつも身近にある存在で元気をくれる。そんなアイドルの鉄板要素をフォローしているWeeekly。タイトルソング以外も手抜きナシの良曲なのでぜひ。(文:fy7d)

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