賀来賢人、穂志もえかを「絶対に彼女」と確信 『Never After Dark』相思相愛キャスティング秘話
#Never After Dark/ネバーアフターダーク#デイヴ・ボイル#ホラー#穂志もえか#賀来賢人
賀来×ボイル×穂志が世界映画祭を沸かせたホラーの裏側を語り尽くす
映画『Never After Dark/ネバーアフターダーク』のジャパンプレミア試写会が4月28日に開催され、主演の穂志もえかをはじめ、本作でプロデューサーも務める賀来賢人、デイヴ・ボイル監督が集結。世界的評価を獲得した背景や海外での熱狂的な反響など、ここでしか聞けない制作秘話がたっぷりと語られた。
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映画上映前の劇場内には、布を被った“ツナギ男”たちがそこかしこにたたずむなど、異様な雰囲気が漂っていた。場内に入った観客も、思わず「うわ!」「たくさんいる!」などと驚きの声をあげながらも、写真を熱心に撮影するなど、映画上映前からすっかり作品の世界観に入り込んでいる様子だった。
そんな中イベントが始まり、ステージに立った賀来賢人は「皆さまが日本ではじめてのお客さまになり、本当にうれしいです。今日は映画を楽しんでほしいなと思います」と挨拶。穂志もえかが「とってもユニークな映画になっていると思うので、今から皆様に見ていただけることが楽しみでならないです」と続けると、デイヴ・ボイル監督が「ぜひ楽しんでいただきたいなと思います」と会場に呼びかけた。
本作は、賀来とボイル監督が2024年に設立した制作会社「SIGNAL181」の第1弾作品となる。賀来は会社設立の経緯について、「以前、僕が初めて企画した作品でデイヴと出会いました。その現場で『次はこういう作品をつくりたいね』『次はこういうのはどう?』とずっと話していたんです。デイヴとは趣味も合うんで、この関係が口約束だけで終わるのはもったいないなと思って。それで、カレー屋さんでデイヴに、ちょっとドキドキしながら『一緒に会社やらない?』って、まるでナンパみたいな感じで誘いました。そうしたらデイヴがふたつ返事で『やろう』と言ってくれて」と振り返る。
その時点では、まだ新規プロジェクトの構想は何もなかったというが、とにかく勢いのままに「会社を設立した」という事実だけをまずSNSで発表することになったという。「何の準備もなくとりあえず発表してしまったんですけど、そうしたら思いのほかネットが沸いちゃって。順番を完全に間違えてしまった。そこで『やばい、つくらなきゃ』ということになって。それで一番最初にできた作品がこの作品」と明かした。

一方のボイル監督も、「初めて一緒に仕事をした時に、半年以上現場を共にして、いわば『戦友』のような関係になれたと感じていました」と語る。「はっきり言って趣味も合いますし、好き嫌いもちょっと似ている。何より2人とも『長い打ち合わせ』が苦手。この人となら一緒に会社をやれるかなと思いました」と付け加えるなど、深い信頼関係をにじませた。
また、会社名となる「SIGNAL181」の由来について賀来は、「シグナルは信号とか発信するという意味なんですけど、デイヴがアメリカ出身なので、アメリカの電話の頭につく国番号の“1”。日本が“81”ということで、アメリカと日本、ふたつの文化が掛け合わさって、外にシグナルを送っていこう、という。そういう思いつきです」と説明。すると穂志が感銘を受けた様子で「すてき!」と、惜しみない拍手を送るひと幕があった。
本作の主演を務めるのは、ハリウッド制作のドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』で世界的に評価された穂志もえか。そのキャスティングについて、ボイル監督は「『SHOGUN 将軍』を見て、穂志さんのお芝居はセリフがない場面でも感情が伝わってくるなと感じました。この映画は1人のシーンが多く、セリフがなくてもずっと画面に惹きつけられるような存在感がある人じゃないといけないと思ったので。キャスティングの時は穂志さんの名前しか出なかった」と述懐した。
そこで穂志にオファーをすることとなったが、その時の様子を賀来は「映画を見てくだされば分かると思うんですが、主人公の愛里というのは、ちょっと変わった面白いキャラクターなんですけど、お会いした時の穂志さんの挙動がいい意味でちょっと変で。人との距離をちゃんと測る方であるとともに、穂志さんの持っている芯の強さみたいなのも垣間見えて。それが僕たちがイメージしていた愛里のイメージとピッタリだった。だから穂志さんが帰られた後も、デイヴと目を合わせて『絶対に彼女ですね』と。そう確信を持てるくらいの、すばらしい出会いでした」と回顧。

一方の穂志は、オファーを受けた当時、フリーランスとして活動していたという。「SNSに載せていたフリーアドレスに突然『賀来賢人のマネージャーです』とメールが届いて。実はこういう企画を考えておりまして、といった具体的なオファーが届いたので驚きました」と明かしつつも、「実際におふたりとお会いして、『台本とかはまだないけど、この人たちと一緒に作りたい』と思いながら帰りました」と振り返った。
その上で賀来が「穂志さんに断られたらもうどうしようと思ってました」と語れば、穂志も「逆に会ってみて『違う』と思われたらどうしようと思ってドキドキしてました」と返すなど、相思相愛のキャスティングだったようだ。
本作は、すでに世界各地の映画祭で高い評価を得ている。テキサス「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)2026」での観客賞を皮切りに、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭やオーバールック映画祭で最高賞に輝いた。
この反響についてボイル監督は「全く予想していませんでした。自分たちが面白いと思うものを作るしかなかったから。しかしながら、このような賞を受賞することができて、とても光栄に思っております」と誇らしげな表情を見せた。
SXSWに参加した賀来も「上映後の舞台あいさつが終わると、お客さんがバーッと近くに来てトークがはじまるんですよ。ピザを食べながら話しかけてくるラフなおじさんがいたりして。僕らはお客さんのために映画を作っているので、直に声を聞けるのは何より嬉しいことだなと思いました」と振り返る。
同じくSXSWに参加した穂志も「映画祭に来てくださったファンの方の熱量がすごくて、間近で熱のこもった感想を言ってもらえるのは本当にうれしかった。ですから帰ってきてから観客賞を受賞したと聞いて、『あれはお世辞じゃなかったんだ。本当に喜んでもらえたんだな』と実感が湧きました」と喜びを噛み締めた。
また、2026年秋に米国有数の配給会社「マグノリア・ピクチャーズ」の配給により、北米での劇場公開が決定したというニュースも発表された。

大盛り上がりのジャパンプレミア試写会も、いよいよ終わりの時間が近づき、最後にコメントを求められた穂志が「皆さんが今まで見たことのないような映画になっていると思います。どんな風に受け止めていただけるのかとってもワクワクしていますが、そんなに怯えなくても大丈夫ですので。ぜひ楽しんでいただけたら」と呼びかけると、ボイル監督も「今日は日本で初めて見るお客様なので、皆さんの反応をとても楽しみにしています。ぜひ楽しんでください」と続けた。
さらに賀来が「こうやってお客さんに直で見ていただけるということが何よりも嬉しいですし、やっと公開なんだという実感が湧いてきました。この映画はホラー映画と言ってるんですけれども、僕たちが目指しているのは、何よりお客さんがハラハラドキドキして、この先どうなるんだろうと楽しんでもらえるような。お化け屋敷だと思ってつくっています。だからなるべく難しいことを考えずに、たまにキャーっと言いながら見ていただければ嬉しいなと思います」と観客に呼びかけ、イベントは幕を閉じた。
『Never After Dark/ネバーアフターダーク』は2026年6月5日公開。
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