セクシーな“悪魔的”シースルードレスにファン震撼!『オーメン:ザ・ファースト』ワールドプレミアにキャスト&制作陣集合

オーメン:ザ・ファースト
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恐怖はトラウマ級!? 『オーメン』前日譚の見どころをキャスト&スタッフが語る

66日午前6時に誕生した悪魔の子・ダミアンと、彼をとりまく人々の戦慄の連続死を描き、全世界を恐怖に包み込んだレジェンド・オブ・ホラー『オーメン』(76年)の前日譚を描く最新作『オーメン:ザ・ファースト』。本作のワールドプレミアがアメリカ・ロサンゼルスにて開催され、主演ネル・タイガー・フリーらメインキャスト陣、制作陣、豪華ゲストが登壇した。

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修道女になるためにローマの教会で奉仕するマーガレットは、その不可解な連続死に巻き込まれる。やがて彼女は、恐怖で人々を支配するため、悪の化身を誕生させる教会の邪悪な陰謀を知ってしまう。すべてを明らかにしようとするマーガレットの前に、さらなる“戦慄の真実”が待ち受けていた…。すべての真実が明らかになったとき、ついに悪魔の子・ダミアンが誕生する——。

ワールドプレミアに登場したのは、主人公マーガレット役を務めたネル・タイガー・フリー、バチカン内で大きな影響力と権力を持つローレンス枢機卿役のビル・ナイ、教会内の恐ろしい陰謀を警告するためマーガレットを探し出すブレナン神父役のラルフ・アイネソン、マーガレットと同じ孤児院で働くガブリエル神父役のタウフィーク・バルホーム、修道女見習をしているマーガレットのルームメイト・ルス役のマリア・カバレロらメインキャスト陣。シックな装いや、セクシーなシースルードレスなど、それぞれの個性を活かした”悪魔的”ファッションで登壇した。

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そして、本作で劇場長編映画デビューとなった新鋭監督アルカシャ・スティーブンソンや製作総指揮・脚本を務めたティム・スミスら製作陣が登場!さらに、『13日の金曜日:最終章』のジュディ・アロンソンやジル・シュエレンら歴代ホラー映画を彩ってきた豪華ゲストも一同に会し、約半世紀にわたって続くシリーズの最新作の完成を祝福した。

神父や修道女の仮装をしたファンたちの前に姿をみせたネルは、待ちに待ったお披露目の瞬間を前に興奮の面持ち。自身もホラーファンだと語るネルは、「映画の中には、1976年公開の『オーメン』を象徴するような小さな瞬間がたくさんあるわ。幻想的な死や狂気的な暴力シーンは、すべてオリジナルへのオマージュであり、イースターエッグを見つけるような楽しさがあるの」とコメントし、かつて世界を震撼させた初代『オーメン』に繋がる新たな発見がある作品だと熱烈アピール。

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そんな彼女の演技を称賛したのは、名優ビル・ナイ。「(僕は)ネル・タイガー・フリーが大好きなんだ。彼女は本当に素晴らしい。僕の新しいお気に入りだ」と笑顔をみせた。また本作の見どころについては、「ネタバレになるからあまり話せないけど、大きなテーマとして善対悪を描いている。一足先に見た人は、“トラウマになった”と言った。まあ、それが私たちが目指していることなんだけどね」とコメント。世界を恐怖に陥れた『オーメン』同様、トラウマ級に恐怖を感じるホラーファン必見の一作だと念を押した。

そのオリジナルの『オーメン』について、「お気に入りの作品のひとつなの。だから、その歴史の一部になれることは特別なこと」と話したアルカシャ監督もまた、大のホラー好き。「『オーメン:ザ・ファースト』のポイントは、できればいくつかの疑問に答えることだったわ」と、“悪魔の子・ダミアンはどこから来たのか?”、“ダミアンは山犬から生まれた”というファンだからこそ知りたかった部分を本作で掘り下げたのだと語っている。

さらにアルカシャ監督は、「でも、オーメン・ファンである私自身にとっては、新たな疑問の箱が開いたようで、彼らやフランチャイズにとってエキサイティングな探求が続いている。私はそう感じているの」とも笑顔で話し、本作を手掛けたことでさらにその先も見たくなったと明かしていた。

悪魔の子・ダミアン”に纏わる物語が、今後も世界を興奮の渦に包み込むこととなりそうだ。その後、会場では、『オーメン:ザ・ファースト』を初めて一般にお披露目! 上映後観客たちからは拍手が巻き起こり、ホラー映画を見た後とは思えないほどの大盛況で、ワールドプレミアは幕を閉じた。

『オーメン:ザ・ファースト』は45日より全国公開。

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