007最新作監督は3ヵ国語に堪能な知的イケメンの日系人! 北海道で語学講師の過去も

#007

キャリー・ジョージ・フクナガ監督
キャリー・ジョージ・フクナガ監督

ダニー・ボイル監督の降板が伝えられた007シリーズ最新作の監督に、日系アメリカ人のキャリー・ジョージ・フクナガ監督が起用されることが明らかになった。

北海道で英語と仏語を教えていたけど、いい教師じゃなかった/キャリー・ジョージ・フクナガ監督インタビュー

シリーズ25作でダニエル・クレイグの主演続投が決まっている『Bond25(仮題)』について、作品の公式ツイッターは「マイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ、そしてダニエル・クレイグは本日、Bond 25が2019年3月4日(現地時間)より、キャリー・ジョージ・フクナガ監督のもと、パインウッドスタジオでクランクインすることを発表します。世界公開は2020年2月14日の予定です」と発表した。

『闇の列車、光の旅』(09)で長編監督デビューし、ミア・ワシコウスカ主演、マイケル・ファスベンダー共演の『ジェーン・エア』(11)、マシュー・マコノヒーとウディ・ハレルソン共演のドラマ『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』シーズン1でエミー賞ドラマシリーズ部門最優秀監督賞を受賞したフクナガ監督は、1977年、日系3世の父とスウェーデンやドイツ、イギリスの血を引く母との間に生まれた41歳。フランス語、スペイン語にも堪能で、22歳の時には北海道に半年ほど住み、英語と仏語の講師をしていたこともあるという。

21日からNetflixでエマ・ストーンとジョナ・ヒル主演のダークコメディ『マニアック』の配信が始まったばかりだ。

1962年から始まったシリーズ初となるアメリカ人監督の起用(1983年のアーヴィン・カーシュナー監督、ショーン・コネリー主演『ネバーセイ・ネバーアゲイン』は番外編なのでカウントされない)となるが、プロデューサーのウィルソンとブロッコリは「キャリーと一緒に仕事をすることになり、非常にうれしいです。才能豊かで革新的な彼は、次のジェームズ・ボンドの冒険にとって素晴らしい人材になるでしょう」と語っている。