インド国宝級スターのアーミル・カーン、『ダンガル』脚本に惚れ込むも体重で苦労

#アーミル・カーン

『ダンガル きっと、つよくなる』
(C) Aamir Khan Productions Private Limited and UTV Software Communications Limited 2016
『ダンガル きっと、つよくなる』
(C) Aamir Khan Productions Private Limited and UTV Software Communications Limited 2016
『ダンガル きっと、つよくなる』
(C) Aamir Khan Productions Private Limited and UTV Software Communications Limited 2016
『ダンガル きっと、つよくなる』
(C) Aamir Khan Productions Private Limited and UTV Software Communications Limited 2016
『ダンガル きっと、つよくなる』ブルーレイジャケット写真
(C) Aamir Khan Productions Private Limited and UTV Software Communications Limited 2016

インド映画として全世界興行収入340億円を突破し、インド映画史上、世界興収で歴代NO.1の記録を打ち立てたディズニー・インド製作による実話をもとにした映画『ダンガル きっと、つよくなる』。この感動作のブルーレイ&DVDが本日9月5日にリリースされるのを記念し、ブルーレイに収録されるボーナス映像の中から、インドの国宝級スターで本作の製作と主演をつとめるアーミル・カーンのインタビュー映像の一部が解禁となった。

[動画]解禁となったインドの国宝級スター、アーミル・カーンのインタビュー

「ダンガル」とは「レスリング」のこと。インドの田舎に住むレスリングを愛する男が、自分がはたせなかった金メダリストへの夢を自分の息子に託そうとする。しかし、生まれてくるのは女の子ばかり4人。夢をあきらめかけていたある日、ケンカで男の子を打ち負かした長女と次女の格闘センスに希望を見いだし、2人をレスリング選手として鍛えることを決意する。

解禁となった映像は、カーンが『ダンガル』の製作について振り返るインタビュー映像の一部。日本でも大ヒットした『きっと、うまくいく』(09年)、『PK ピーケイ』(14年)などにも出演しているカーンは、本作で熱血すぎる父親を見事に演じきっている。脚本について聞かれると「ニテーシュ監督はすばらしい脚本家だ。非常に美しい脚本を書く。描かれる一瞬一瞬がとても美しくて、生き生きしているんだ」と振り返る。

さらに「ユーモアがあり感情に訴え、ドラマ性も豊かだ」と続けると、そんな監督の持つ感性に共感し「自分が演じたいと思い、その場で『やりたい』と伝えた」と明かす。

とはいえ、当時のカーンは映画『チェイス!』の撮影直後。体脂肪率はわずか9%だったそうで、それゆえに監督とプロデューサーには「ぜひとも演じてみたいが、もう少し待ってくれ」と伝えたという。また、カメラ映りを考えると、実在するモデルのマハヴィル・シンを演じるには自分の見た目では若すぎるという葛藤があったことも明かすと、「だが、数ヵ月過ぎてもこの脚本のことが頭から離れなかった。それで、脚本を読み返してから『今すぐやりたい』って伝えたんだ」と話している。

ちなみに、カーンはマハヴィル・シンの巨体に近づけるため、なんと27キロの増量を行い、体脂肪率を38%に上げたという。さらに、その後9%まで落とし、若き日のレスリングチャンピオンだったマハヴィル本人を再現。その貴重なメイキング映像は、DVDのボーナスコンテンツとして収録されている。

『ダンガル きっと、つよくなる』のブルーレイとデジタル配信は、日本で劇場公開されたバージョンよりも21分長い〈オリジナル版〉本編を収録。9月5日よりブルーレイ(4700円+税)、DVD(3200円+税)が発売となるほか、先行デジタルも配信中だ。

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