趣里×菅田将暉、不器用な2人が紡ぐラブストーリー『生きてるだけで、愛。』特報解禁

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『生きてるだけで、愛。』ティザービジュアル
(C) 2018『生きてるだけで、愛。』製作委員会
『生きてるだけで、愛。』ティザービジュアル
(C) 2018『生きてるだけで、愛。』製作委員会

ドラマ『ブラックペアン』での演技も話題となった趣里が主演し、菅田将暉共演で映画化されることが発表されている『生きてるだけで、愛。』。芥川賞作家・本谷有希子の同名傑作小説を原作としたこの作品の特報とティザービジュアルが解禁となった。

[動画]解禁となった『生きてるだけで、愛。』特報

趣里が演じるのは、過眠症で引きこもり気味な主人公の寧子。出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れる津奈木(菅田将暉)と同棲しているが、自分をコントロールできない彼女は、日々、津奈木に理不尽な感情をぶつけるばかり。一方、仕事にやりがいを感じることもできず、人間関係にも期待しなくなった津奈木は、そんな寧子を静かにやり過ごし、怒りもしなければケンカにすらならない。その態度が寧子をますます苛立たせるが、2人は互いに自分の思いを言葉にして伝える術を持っていなかった。

物語はそんな寧子のもとに、仲里依紗演じる津奈木の元カノが現れるところから展開。寧子は外の世界と関わらざるを得なくなってしまい、津奈木との関係にも変化が訪れる。

解禁となった特報は、趣里扮する寧子の「たぶん、私たちが本当にわかり合えたのなんて、ほんの一瞬くらい」というモノローグとともに、目に涙を浮かべた寧子が津奈木に寄り掛かるシーンからスタート。次いで絶叫して暴れる寧子を黙って背後から抱きしめる津奈木の映像を挟み込みながら、2人の孤独な心情を映し出したかのような美しい映像が続いていく。

そこに深みを与えているのがシンガーソングライター世武裕子が歌う「1/5000」。「あわい、あまい、めまい」と韻を踏みながら綴られている印象的な歌詞が主人公たちの不器用な心を真っすぐに表現。余韻の残る特報となっている。

『生きてるだけで、愛。』は11月9日より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。