新生DCユニバース新戦略の10作品を発表、新たなスーパーマンが幕開け飾る

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DCユニバース

『ザ・バットマン』『ジョーカー』の続編も発表

【興行トレンド】22年10月、DCスタジオのトップに就任したジェームズ・ガン監督とプロデューサーのピーター・サフラン。DCスタジオはDCフィルムズに代わる部署として新設され、2人は同部門で製作する映画、テレビシリーズ、アニメーションを束ねる役割を担う。準備中だった『ワンダーウーマン3』の企画をボツにしたり、スーパーマンへの復帰を明言していたヘンリー・カヴィルを降板させて新たなスーパーマンの企画に着手するなど、新たな方向性を模索してきた。

1月31日(現地時間)、「新生DCユニバース」の第1章を「ゴッズ・アンド・モンスターズ」(原題)と銘打ち、10作品を発表した。

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【映画】

●『スーパーマン:レガシー』(原題)
主人公はスーパーマンで、新生DCユニバースの幕開けを飾る。25年7月11日全米公開予定。ガンが脚本を担当、監督は未定。

●『ジ・オーソリティ』(原題)
『スーパーマン:レガシー』から分岐する作品

●『ザ・ブレイブ・アンド・ザ・ボールド』(原題)
バットマンとロビンを描く。

●『スーパーガール:ウーマン・オブ・トゥモロウ』(原題)
スーパーガールを描く。

●『スワンプシング』(原題)
スワンプシングを描く。

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【テレビシリーズ】

●『クリーチャー・コマンドーズ』(原題)
『スーサイド・スクワッド』のリック・フラッグやウィーゼルが登場するアニメシリーズ。

●『ウォーラー』(原題)
ビオラ・デイビス演じるアマンダ・ウォーラーを中心としたテレビシリーズで、『ピースメイカー』の物語を引き継ぐ。

●『ランタンズ』(原題)
『グリーン・ランタン』のテレビシリーズ化。

●『パラダイス・ロスト』(原題)
ワンダーウーマンが生まれたテミシラの起源に迫るテレビシリーズ。

●『ブースター・ゴールド』(原題)
未来から現代へやってきた人生の負け犬が、未来の技術を駆使してスーパーヒーローのふりをする。

なお新生DC作品とは別に、映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の続編『ザ・バットマン Part II』(原題)を25年10月3日に全米公開すると発表した。本作は新生DCユニバースから独立した作品群「DCエルスワールズ」に属することになった。DCエルスワールズには、『ジョーカー』の続編『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(原題)も含まれている。(文:相良智弘/フリーライター)